スティーブ・ジョブズ、死去
アップルのジョブズ氏死去、革新を主導したカリスマ創業者(CNN.co.jp)ものすごい密度とスピードで人生を駆け抜けた人物が、天国に召されました。
米アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が5日、死去した。56歳だった。シリコンバレーのガレージで創業した同社を世界的な大企業に成長させ、iPhoneなどの製品を次々にヒットさせてモバイルコンピューティングの革新を主導してきたパイオニアが逝った。
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誰もがこの日が来ることを知っていたけど、誰もが早すぎると思ったことでしょう。
製品の発表イベントではカリスマ的な存在感でファンを熱狂させる一方、社内では人使いが荒く、商品の細部にまでこだわって、気に入らない試作品は容赦なく退けるやりにくい上司との評判も確立した。全くもってワガママで独善的、強情で神経質。プラットフォームやパテントで権利を独占し、すべてを管理したがる。そして自分の権利を犯すものには容赦しない。
(iPhone4ホワイトの発売が大幅に遅れた時のように)経営に影響があろうとも、求める品質は妥協しない。病に冒されようとも、その姿勢は一切変わらなかった。
天賦の才というわけではなく、自分の信ずることを貫き通して、天才と称された。
まったくトンデモな人ですよ。何でも自分で仕切りたいにも程があるでしょう。
…もっと早く引退してれば、、、もう少しは生きられたかも知れないのにね。
ねえジョブズ。Macがあったから、ぼくはかみさんと縁を持てたところがあるんだ。
さよならジョブズ。たくさんの感動をありがとう。
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ジョブズ氏の影響力は情報家電にとどまらず、音楽、映像、メディアなど幅広い領域に及ぶ。ネットの音楽配信サービスやスマートフォン、タブレット端末などを次々と世に送り出し、デジタル技術と洗練されたデザインを持つ製品で世界の人々の暮らしを一変させた。個人の才覚を前面に出した革新的なビジネスモデルは、世界の経営者に刺激を与えてきた。・スティーブ・ジョブズ氏、56歳の生涯(WIRED.jp)
ジョブズ氏はずっとApple社の顔だったが、2004年に膵臓ガンと診断されて以降、表舞台からの撤退を開始した。完治の可能がある稀なタイプの膵臓ガンだとされ、ジョブズ氏は、いったんはこの病気を乗り越えた。しかし健康状態の悪化は続いた。2009年には肝臓の機能が悪化し、ジョブズ氏は6カ月の医療休暇を取った。その後復帰を果たしたが、8月にはティム・クックを後任に選んでCEOを辞職した。
スタンフォード大学で行ったスピーチで、ジョブズ氏は彼を導いてきた哲学を述べている。「教条主義の罠にはまってはならない。それは、他人が考えた結果に従って生きることだ。他人の意見という雑音で、自分の内なる声がかき消されないようにしよう。最も重要なことは、自分の心と直観に従う勇気を持つことだ。心と直観は、どういうわけか、あなたが本当になりたい姿をすでに知っている。それ以外は全部二の次なのだ」・おそらくこの時間、多くの同業者が同じ人物について考えていることだろう(週刊アスキーPLUS)
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