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2011 .07 .25

自転車にも「一方通行」導入へ

「自転車の一方通行」導入へ…専用道指定を期待(YOMIURI ONLINE)
警察庁は21日、自転車専用道などの安全を確保するため、「自転車一方通行」の道路標識を新設することを決めた。

標識標示令を改正し、年内にも導入する。
「自転車の一方通行」が年内にも施行される見通しとのこと。やや急な印象がありますが、自転車による事故が増加する中、対策を急ぎたいという背景を感じます。

それにつけても自転車による事故が15万件も起きていたとは・・・
昨年の自転車事故は約15万件に上り、全交通事故の約2割を占めた。歩行者や車との事故が目立つため、同庁は専用道設置を道路管理者の自治体に勧めているが、全道路の0・1%の計1300キロにとどまっている。
車道のど真ん中を車線をまたぎながら走ったり、平気で信号無視する自転車をよく見かけます。結果的に事故が増えてるなら規制せざるを得ないでしょう。残念だけど。
適用されるのは、縁石や柵で分離された自転車専用道と、歩道に明示された自転車通行帯。現在は原則、相互通行となっているが、すれ違いざまの事故を防ぐため、一方通行も導入。逆走すれば、車と同様に道路交通法違反で、3月以下の懲役か5万円以下の罰金となる。
そもそも自転車専用道路を設置できる土地が少ないのが実情ではあるので、止むなく相互通行してしまう場合もあるでしょう。今後は罰金刑になってしまうので気をつけてください。

老若男女が低コストで使える自転車。せっかくの便利な道具なのだから、規制ばかりでなく、快適に走行できる環境整備が必要でしょう。けど事故が増えてるのも事実。

お願いだから信号無視はしないとか、最低限のモラルを持って運転してください。

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自転車道や自転車用の通行帯は、互いに行き交うことができる専用レーンで、自転車がスムーズに走れるようにすることと、歩行者とぶつからないようにすることを目的に整備された。だが、十分な幅のないレーンでは自転車同士の接触や衝突が懸念されてきた。
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22日~8月20日に一般から意見を募集した上で、年内にも施行する方針。

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