アマゾン、「プリント・オン・デマンド」を日本でもスタート
Amazon.co.jp、1冊から注文できるオンデマンド印刷サービス(INTERNET Watch)日本でも始まりましたね。値段もさることながら、どんな風合いなのか和書の取り扱いが始まったら試してみたいところです(さすがに洋書は…)。
アマゾンジャパン株式会社は19日、オンラインストア「Amazon.co.jp」において、オンデマンド印刷技術を活用し、注文に応じて書籍1冊から印刷・出荷する「プリント・オン・デマンド(POD)」プログラムを正式に開始した。
» Amazon.co.jp: プリント・オン・デマンド(POD)
本はやっぱり紙で読みたいので、PODは電子書籍よりかも期待してるのです。
▼参考リンク
・Amazon.co.jp、プリント・オン・デマンド(POD)プログラムを開始(Amazon.co.jp)
PODプログラムが適用された書籍は常に出荷可能な「在庫あり」の状態となり、出版社や著者は、在庫状況の改善により収益の拡大が期待できる。絶版本や希少本、特注本、外国語版や大活字版など、従来は比較的コストがかかっていた商品も低コストで提供できる。絶版本もOKてことなので、Jコミのオプションとしてタッグを組んだら面白いなあと期待してたりします。PDFやビューワーは見づらいし、ボロボロの中古本を買うよりかもキレイなPOD本を求めるニーズもあると思うのですけどね。
出版社のメリットとしてはこのほか、大量の部数を印刷するリスクと、在庫を保管する費用が不要になる利点がある。また、海外の出版社は、日本への発送や日本国内で在庫を抱える費用やリスクも抑えられる。そうそう。物理的な保管コストってすごく大きい。すぐには変わらないだろうけど、刷っては返品の不毛なサイクルから少しでも脱却できるかも。楽しみ~。
▼参考リンク
・Amazon.co.jp、プリント・オン・デマンド(POD)プログラムを開始(Amazon.co.jp)