国産車のカタログ燃費はどのくらい正しい?
国産エコカー、燃費表示に「?」 新測定方式義務化へ(asahi.com)規制を強めたところで、メーカーは新しい試験でもいい数字が出るように努力するんだろうけど。
エコカー人気で「低燃費」競争が激しさを増すが、カタログ上の燃費で実際に走る車はほとんどない。国産車の燃費はとりわけ現実離れしているとの指摘があり、国土交通省が4月から改善に乗り出す。実際の燃費に近い新試験の結果をカタログに表示するようメーカーに義務づける。
そもそもリッターあたりの走行距離をホントに重視するなら車重が重くてデカい車体のセダンやワンボックスなんてあり得ないと思うけどね。構造的に燃費が悪いクルマを求めるニーズがあるのも事実でしょう。
燃費ももちろん大事だけど、軽量、コンパクトでパワーウエイトレシオが高いクルマは作ってもらえないもんですかねぇ。
▼参考リンク
・カーライフナビe燃費
燃費の測定基準は国によってまちまちで、現在、日本では国交省が定める「10・15モード」と呼ばれる方式を採用している。国の試験場のローラーの上で、決められた一定の割合で加速したり、同じスピードを維持したりして燃費を調べるが、全体的に単調な動きが多い。不規則に加速や停止を繰り返す実際の走行パターンとは異なる。プリウスの燃費がユーザー調査だと21.7キロってのはクルマとしては上出来だと思うけど、カタログ燃費が38キロってのはえらい乖離。こういう情報はテレビやクルマ雑誌にはなかなか出ないだろうなあ。
国交省関係者は(1)国産車メーカーは試験で良い結果が出るようエンジンのコンピュータープログラムを調整している(2)メーカーが用意した専用のテストドライバーが運転している――ためと分析する。国産車よりフィアットなど輸入車の方が実際に近いカタログ燃費なのは、単に自国の基準で計測してないからなのね。そしたらフィアットもイタリアではかさ上げした燃費表記かも知れない。
国交省関係者は(1)国産車メーカーは試験で良い結果が出るようエンジンのコンピュータープログラムを調整している(2)メーカーが用意した専用のテストドライバーが運転している――ためと分析する。まあ計測値の最適化はメーカー(あるいは車種ごと)がマーケットを自国主眼とするか海外主眼とするかという意図に依るのでしょうね。
燃費ももちろん大事だけど、軽量、コンパクトでパワーウエイトレシオが高いクルマは作ってもらえないもんですかねぇ。
▼参考リンク
・カーライフナビe燃費
コメント (2)
こういう情報を、もっと世の中にしっかり
出して欲しいですね。
本当に正しいことが通らない世の中なんだから、
誰かが頑張って示していかないといけないと、すごーく思います。
カローラ店のサービスマン曰く
プリウス購入する人たちは意外と
エセエコロジーしている人たちだと言ってました。
単純に燃費だけだったら軽自動車の方が
確実に燃費が良いし、レアアースなんて物を使うわけではないので、
間違いなくエコは、軽自動車だと言ってました。
鉄腕ダッシュで
カブの燃費ということで、
町中走って行きましたが(満タン3リットルかな?)
名古屋くらいまで走っていたような気がするけど
本物はここにありと言う感じですかね。
ね、ホンダ技研さん。
投稿者: かたな | 2011年1月28日 17:27
日時: 2011年1月28日 17:27
スポンサーが付いてる情報源だとネガティブなこと言えないでしょうね。
このブログみたいな草の根でも、ちゃんとした情報が伝わる一助になればいいなあと思っとりますです。
投稿者: takeshi | 2011年1月30日 01:21
日時: 2011年1月30日 01:21