やっぱりあのネコ型ロボットでしょう
なんでも掴めるドラえもん風ロボハンド Jamming Gripper(engadget日本版)根元はまだまだ無骨なアームだけど…
シカゴ大・コーネル大と iRobot の研究者が開発したのは、指のない球状でありつつ、ネジのように非常に小さなものから金属製サスペンションのように複雑で重いもの、さらには生卵まで掴んで保持することができる「ユニバーサル・グリッパー」。続きに掲載した動画では、丸い手を押しつけてあらゆるものを持ち上げたり、水の入ったグラスを持って注ぐ、ペンを掴んで文字を書くことまで実演しています。
日本人なら22世紀のネコ型ロボットを思い起こさずにはいられない。
動画を見るとちゃんと掴んでるからスゴイ。
さすがに揉んだり摩(さす)ったりする細やかな動作をロボットで実現するのはまだまだ難しいだろうけど、でもすごい一歩。
若干気になるのは、この研究がDARPA(国防高等研究計画局)の予算で行われてることから軍用技術だろうってこと。まあ記事で例示されてる「手製爆弾 (IED) 除去ロボット」はアリだよね。インターネットだってそもそもは軍事用として開発されたので、軍用技術が悪いってことじゃないんだけど。
生活の中で人と触れ合うロボットに、こういう技術が活かされるといいですね。
このロボ手の構造はゴム風船に挽いたコーヒー豆を詰めて真空ポンプにつないだだけ。粒がバラバラに動けるときは全体として流体のように、「詰まって」動けなくなったときは固体のようにふるまう粉粒体の性質 (Jamming Transition) に基づいており、まず柔らかい状態で押しつけて、物体のかたちにそって変形したところで空気を吸い出して固形化することで物を掴みます。なるほどー。ロボットで人間の指の動きを再現するのはすごく難しいけど、むしろそこから発想を変えるとシンプルな構造で「掴む」のは実現できるんですね。
さすがに揉んだり摩(さす)ったりする細やかな動作をロボットで実現するのはまだまだ難しいだろうけど、でもすごい一歩。
若干気になるのは、この研究がDARPA(国防高等研究計画局)の予算で行われてることから軍用技術だろうってこと。まあ記事で例示されてる「手製爆弾 (IED) 除去ロボット」はアリだよね。インターネットだってそもそもは軍事用として開発されたので、軍用技術が悪いってことじゃないんだけど。
生活の中で人と触れ合うロボットに、こういう技術が活かされるといいですね。
コメント (2)
オレは、
アシモ君一台
でいいなー。
ドラエモン何でもできすぎで
のび太クンになりそうで。
軍事技術はいつも最先端
ですね。
てドラエモンも兵隊かっ!ふふっ
投稿者: かたな | 2010年10月31日 10:22
日時: 2010年10月31日 10:22
ASIMOはかわいいですよね。あんなのなら和むから欲しい。
ヒトの優先順位として悲しいけど、たいがい軍事技術は最先端を行ってますよね。
だからってあのネコ型ロボットが兵器になるトコなんて見たくないじゃないですか。
投稿者: takeshi | 2010年11月 1日 21:48
日時: 2010年11月 1日 21:48