ホーム  > 気になるニュース  > 経済・社会  > 「保釈金」の算出ロジック

2010 .10 .14

「保釈金」の算出ロジック

押尾被告は1000万円、酒井法子は500万円 保釈金はどのように決まるのか(MONEYzine)
保釈とは、住居限定や保証金の納付を条件として、勾留されている被告人の身柄の拘束を解く制度。また保釈保証金は身柄を釈放する代わりに、公判への出頭などを確保するために金銭を預けさせるためにある。金額は、犯罪の性質や、逃亡の恐れ、被告の経済力などによって決まる。ごく普通のサラリーマンなどが事件を起こした場合は、150万円~200万円くらいが相場だといわれている。
実際のところ1,000万円も500万円も裁判所の胸三寸といった感じのようなので、その金額が妥当かどうかなんて分からないですね。

まあホリエモンの3億円とか田中角栄の2億円に比べれば少額ですけど、ともあれ1,000万円とか現金で払えるってスゴイ。うちにはビタ一文とも余裕なし。

社会実情データ図録さんに2007年時点と思われる「高額保釈保証金」のグラフがありました。20億って現金払い、なんだよね…?

図録▽主な高額保釈保証金(保釈金)

» 図録▽主な高額保釈保証金(保釈金)

保釈金を立て替えてくれる団体もあるそうですが、まあ払うようなことにならないのが一番ですね。
このように保釈金が準備できず、保釈されない被告人のために、保釈金の立て替えを行う組織として、日本保釈支援協会がある。立替限度額は 500万円で、担保や保証人の必要はない。覚醒剤取締法違反の支援の場合、申込人は被告人の親・子・兄弟姉妹・配偶者または担当弁護人なら申し込める。同協会の審査後、立替手数料を支払えば、立替金が振り込まれる。立替契約期間は立替実行日から2ヶ月で、延長も可能。保釈保証金は判決後に還付されるので、返還を完了する。
▼参考リンク
(社)日本保釈支援協会

« 「52型液晶テレビが11,509円」繰り返されるミスと祭り | ホーム | マタ旅 »



この他のエントリー

アーカイブ