企業に「うつ病チェック」は導入できるか?
2011年度より企業が「うつ病チェック」実施へ 約4分の1のビジネスパーソンが反対する理由とは(ダイヤモンド・オンライン)これは実現して欲しい。これまで周囲の人が何人かかったか。
うつ病に苦しむビジネスパーソンの増加は、今や深刻な社会問題。政府は、2011年度から、企業で行われる健康診断にうつ病など精神疾患の兆候を調べる問診を導入することを目指している。体の病気に比べ、まだまだ理解が進んでいないと言われる心の病気。企業での「うつ病チェック」について、ビジネスパーソンはどう考えているのだろう。
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さりとて本来は企業自らが実施して然るべきだと思うのだけど、お国に音頭を取られるというのはやるせない。
何てったってストレスフルな世の中だからね。
その一方で反対派が約4分の1いることも見逃せない。反対派の意見は「会社にうつ病とわかったらリストラされそう」「結果を企業に知られるのは嫌」など、会社との関係を気にするものが多かった。企業側の理解と対処する体制がまだまだ不十分だからこそ生まれる不安。この不安が払拭されなければチェックが導入されたとしても絵に描いた餅でしょうね。
政府が発表した検診の内容は、問診で問題がある場合は「要面接(専門医との面接が必要)」であることを本人と企業に連絡するが、その際の具体的な自覚症状については企業には伏せるというもの。専門医との面接後、精神疾患の疑いがあると診断された場合は、当人と企業を交えた話し合いを行うことを予定している。今後、企業側と雇用者それぞれが、精神疾患と今回の制度をさらに理解することが必要となりそうだ。ココロの病は目に見えづらいが故に気づきづらいもの。けど周囲に目をやる視点は持っていたいものです。
何てったってストレスフルな世の中だからね。