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2010 .07 .22

京都の「通り名」はネットの時代に不要?

京の通り名不要!?ネットで地図検索できず(YOMIURI ONLINE)
「上(あが)る」「下(さが)る」「東入(い)る」「西入る」と、通り名を起点に場所を示す京都市中心部の住居表示が、岐路に立たされている。京都独自の伝統的な表記だが、標準化の進むインターネットやカーナビゲーションの大半は通り名が不要なものとみなされ、入力しても地図検索ができない状態。ネット広告や名刺からも通り名を抜く表記が増え、平安時代以来続く地名表記に親しんできた市民には「通り名がないと、場所がどこかわからない」と戸惑いが広がる。
まあ確かに分からない。つか「上ル」とか「下ル」って読めなかった。
元々、「上る、下る(上ル、下ル)」といった京都市中心部の住居表示は独特だ。例えば市役所の所在地は登記簿などで「中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地」とあり、通り名と町名、番地を長々と併記するのが正式な表示となっている。
とは言え、要不要の二元論でなくともいいんじゃないかと思うけど。

郵便番号データをダウンロードして見てみたら、町名に通り名がカッコ書きされてたよ。例えば町名は「五軒町(大和大路通三条下る、大和大路通三条下る西入)」で読みは「ゴケンチョウ(ヤマトオオジドオリサンジョウサガル、ヤマトオオジドオリサンジョウサガルニシイル)」って感じ。

郵便番号データをそのまま住所検索に使うことはできないけど、町名と通り名をセットにしたデータが整備されてるんだから検索INDEXも作りようがあると思うけどな(いろいろめんどくさい処理はあるけど)。
京都市内は通り名だけでもほとんどの郵便物が届く特有の地域。黒田さんはいつものように「中京区高倉通夷川上る」と入力したが、店から宅配業者へ手配するコンピューターシステムが対応しておらず、町名と番地を改めて入力したという。黒田さんは「標準化によって、京文化ともいえる通り名や『上る、下る』が消えてしまうような気がする」と危惧(きぐ)する。
別にネットの情報がすべてじゃないし、コストバランスから町名・番地の処理を優先してるだけでしょ。そもそも日本語なんて、ひらがな・カタカナ・漢字が入り混じった、世界でも類を見ない複雑な構造だけどIMEは対応してきたわけだし。

時代の移り変わりで変化するものはあるにせよ、性急に切り捨てる必要はないんじゃないですかね。

平成の大合併で由来もなにも分からない町の名前が増えたのを見て、そうした思いを強くしたですよ。

▼参考リンク
『ジオどす』京都通り名ジオコーダ API
通り名で表記された京都の住所から緯度経度情報を取得できる、
ありそうでなかった京都通り名住所検索ジオコーダー


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