クレジットカードの会員獲得、量から質へ
提携クレジットカード、見直し・廃止 量から質へ転換(asahi.com)クレジットカードの発行枚数は2007年度で3億枚超となっているそうです。日本の人口が1億2千万人としても、フツーに1人2~3枚は持ってる状況ですよね。1人のサイフには限りがあるわけで、利用が伸び悩むなんてことはごく当たり前のことに思えるんだけど。
クレジットカード会社が、ほかの企業と一緒に発行する「提携カード」について、条件を見直したり、廃止したりする動きが相次ぐ。これまで年会費を無料にするなどして会員数を競ってきたが、利用が思うように伸びず、コストだけがかさんでいるためだ。
残念ながら競合に対するシェア争いに打ち勝ち、スケールメリットを出すために会員獲得に躍起になるパターンはお決まりとしてあるわけなのですな。
圧倒的シェアから得られる果実を目指す。五十歩百歩のせめぎ合いになるとみんな疲弊する。ビジネスはそんな繰り返し。
要するに借金させて金利を取る、と。
ウマイ話しに乗せられないで、自分にあったサービスを考えて選択する。
そんな賢い消費者でありたいものです。
圧倒的シェアから得られる果実を目指す。五十歩百歩のせめぎ合いになるとみんな疲弊する。ビジネスはそんな繰り返し。
カード製作費の大部分はカード会社が負担し、発行枚数に応じた手数料も提携先に支払う。今では1枚あたり「500~1千円が相場」(大手担当者)というが、かつては3千円程度支払うケースも珍しくなかった。年会費を永久に無料にするなど、「とにかく会員を増やす目的だった」(大手カード会社)利用(稼動)も織り込んだ獲得施策を設計しないと本末転倒になります。ああ他所の話題に思えない。。。
収益改善のために各社が打ち出しているのは、利用率を上げるための施策だ。三菱UFJニコスは、自社カードを使うとポイントが通常より多く付くショッピングサイトを強化中。提携カードをやめて、ショッピングサイトに参加する提携先もあるという。クレジット会社からすれば決済手数料なんて微々たるもの。買い物をキッカケにリボ払いとかローンをいかに組ませるかってところに行き着くわけです。
要するに借金させて金利を取る、と。
ウマイ話しに乗せられないで、自分にあったサービスを考えて選択する。
そんな賢い消費者でありたいものです。