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2010 .03 .11

恐竜絶滅の原因は「ユカタン半島の地球外天体衝突」 

恐竜絶滅の原因は「ユカタン半島の地球外天体衝突」 国際グループが「論争に終止符」(ITmedia News)
約6550万年前に恐竜が絶滅した原因は「メキシコ・ユカタン半島で起きた地球外天体の衝突」と結論──東北大、千葉工業大の研究者ら世界12カ国・41 人の専門家による研究結果が、3月5日に米科学誌「Science」電子版に掲載される。白亜紀末に恐竜を含む大量の生物種が絶滅した原因をめぐってさまざまな説が唱えられてきたが、研究グループは「論争は決着を迎えた」と自信を見せている。
直径10キロの隕石(小天体)の衝突で180キロのクレーター。おおよそ東京―名古屋間の距離ですか。
その結果、「チチュルブ衝突による環境変動で大量絶滅が統一的に説明できることが明らかになった」という。根拠として(1)世界約350地点で報告された白亜紀末の地層にチチュルブ衝突起源の物質が含まれる、(2)衝突と大量絶滅のタイミングは厳密に一致していることを確認、(3)数値計算によれば、衝突で大気中に放出された粉塵や森林火災によるすすなどは、光合成生物の活動を長期間停止させうる──という。食物連鎖のベースとなる光合成生物=植物プランクトンが死滅したことで、恐竜などの大型生物の食料がなくなり、絶滅したと結論した。
衝突時の大破壊のみならず、その後の環境変動が長く続いたことで恐竜は絶滅に至ったということですが、それにしてもきっかけは一発ですからね。コロニー落としの比ではない、と。

いまの人類なら事前に検知はできるだろうけど、映画みたいに隕石を破壊するのは難しいでしょうね。土地や資源を巡って争い続けてるうちは。

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