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2009 .09 .06

NTT固定電話事業の赤字が拡大

固定電話事業の赤字拡大、1312億円に(YOMIURI ONLINE)
NTT東日本とNTT西日本は31日、固定電話の全国一律サービスを維持するためのユニバーサルサービス制度について、2008年度の赤字額が計1312億円と、前年度より57億円拡大したと発表した。
赤字が拡大した原因はIP電話への移行が進んだため、とのこと。NTTグループとしては競合商品になる光回線を売りまくってるのにね。
赤字は、公表を始めた05年度以降で最大で、サービス維持のための利用者負担が、09年度の1番号当たり月8円から、10年度は増額される可能性がある。
今でも一度値上げされてるんだけどなぁ。

インフラとしての固定電話の存在を否定してるわけじゃないんだけど、片や光回線を売りまくって固定電話の契約数が減ったので赤字になりました、でも維持しなきゃいけないからお客さん負担してください、ってのはおかしな話し。

電電公社が民営化されたからこそ競争が起きて便利な世の中になったのは確かにそうなんだけど、国だから作れた設備を民間企業が維持しなきゃいけない歪みも出てきてるんでしょうね。

解決策はなかなか見えないけど、利用者負担ってのを安易に考えないで欲しいな。

▼参考リンク
ユニバーサルサービス制度(総務省)

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