ホーム  > 気になるニュース  > インターネット  > ネット風評被害バスタ-ズ

2009 .08 .24

ネット風評被害バスタ-ズ

Web上の風評被害に対応する「ネット風評被害バスタ-ズ」が活動開始(マイコミジャーナル)
電通パブリックリレーションズ、ガーラバズ、TMI総合法律事務所、AIG コーポレート・ソリューションズは8月20日、「ネット風評被害バスターズ」として4社で連携し、インターネット上の風評被害の把握から対応策のコンサルティング、対応実施、信頼回復までを一貫してサポートするサービスの提供を開始した。
これは一歩間違えるとエライことになるかも。バスターズもクライアントも勘違いした力押しをしなきゃいいけど・・・。

インターネット上の風評被害対応コンサルティングで4社連携「ネット風評被害バスタ-ズ」として、8月21日よりサービス開始 | PR会社 電通パブリックリレーションズ

» インターネット上の風評被害対応コンサルティングで4社連携「ネット風評被害バスタ-ズ」として、8月21日よりサービス開始(電通パブリックリレーションズ)

確かに2chやブログ、SNS、最近はTwitterなど、ネット上で書かれる話題が連鎖を呼んで企業の誹謗中傷に及ぶこと(炎上)もあるけど、「火のないところに煙は立たぬ」と言うし。キッカケが企業が起こした事故や不祥事ならくれぐれも度を過ぎた対応にならないように細心の注意を払わないと更なる燃料投下の事態を招きかねない。

炎上に対応する企業の姿勢は法律を拠りどころとするわけだけど、個人が気にするほとんどの場合って企業モラルの部分であって、そもそも噛みあわないんだよね。
だから企業が法律論を盾に反論や弁明をすると、ほとんど再炎上することになる。

法律なんて解釈次第だし、この世のすべての活動を規定してるわけじゃない。そんなの持ち出すから感情論として非難されるし、ユーザー離反リスクをわざわざ抱えることになる。

自分個人の感情として考えたら分かりそうなことをムキになっちゃうエライ人って多いんですよねぇ。

バスターズの活動はおカネという対価を得てのことなので企業寄りにはなるんだろうけど、世の言動を過度に抑圧したものにならないようになることを祈ります。


« 「常連」と店員の、ほどよい距離感 | ホーム | 国会図書館の「書籍ネット配信」構想 »



この他のエントリー

アーカイブ