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2009 .08 .08

クロネコヤマトの買い物代行サービス「ネコレ」

国内誌すべてが「通販カタログ」に(日経ビジネスオンライン)
書店で売っている人気のファッション雑誌が「通販カタログ」に早変わり――。あるサービスを使うと、こんなことが可能になる。ヤマトホールディングスの子会社「ネコレ」が手がける買い物代行だ。
2004年からあるんですね。人力てのがスゴイ(あとネコかわいい…)。

買い物代行で雑誌掲載商品お届け nekore(ネコレ)

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会員になれば、雑誌で欲しいものがあった場合、雑誌名やページ数、商品名、ブランド名、価格などをメールするだけで、ネコレのスタッフが代わりに日本中をくまなく探し回り、手元まで届けてくれる。ネコレが提携するブランドやセレクトショップで扱う以外の商品では、「おつかい料」と呼ぶ代行手数料が最低 3800円からかかる。それでも、この不況をものともせず、根強い支持を集める。
今でこそ商品の脇にQRコードを掲載するような記事も増えたけど、まだまだ雑誌丸ごととはいかない。てかあってもジャマだし。

ネコレのおつかいサービス対象になる雑誌、主だった月刊誌はほぼカバーしてますね。女性誌なら『CanCam』から『小悪魔ageha』まで54誌、男性誌は『LEON』から『smart』まで16誌、その他として『PEN』や『Lightning』など12誌が掲載されています(2008年8月8日現在)。

これ、誰でもけっこう思いつくサービスを実際に実現したのがスゴイよなぁ。
ネコレは2004年11月からこの買い物代行サービスを始め、現在の会員数は約2万8000人に達した。2008年度には商品金額にして1億円分の買い物を代行している。今でも1日に平均30~50個分の注文が入る。男性誌ではSafariや「LEON」、女性誌では「CanCam」「Ray」など、モテることを狙う“モテ系雑誌”が人気だ。
たった4人で調達から発送まで担当してるそう。女性ファッション誌のお買い物で最低3,800円、男性ファッション誌だと最低4,800円からの手数料って安くはないって感じだったけど運営側が見えるとそうでもない気がしてきた。

しかし「おつかい料」てネーミングはウマイなぁ。サーバと通信するだけのECじゃこんなほんわかした雰囲気出すの難しいもの。

ECもそこそこ大きくなってきたけど、ネットと雑誌は表現特性が違うし、何より雑誌の接触率・到達率はまだまだ大きい。シェアを奪う競争とかじゃなくて、隙間を埋める、不便を解消するニッチなビジネスチャンスってまだまだありそうですね。

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