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2008 .12 .03

改正「育休法」、残業免除を義務付けへ

育休法改正、残業免除を義務付け 厚労省が検討(asahi.com)
働きながら子育てをするため、3歳未満の子どもがいる従業員は残業を免除してもらい、短時間勤務もできるように、厚生労働省は育児休業制度を改める方針を固めた。事業主に一律に義務づける。男性の育児参加を促す仕組みも検討。来年の通常国会に育児・介護休業法改正案の提出を目指す。
こういうのが議員立法じゃなくて役所から出てくるんですよねぇ。ぜひ成立して欲しいものですけど。

改正にあたり検討されている項目は以下の2つ。
  • 従業員が残業免除を事業主に請求できる仕組みの導入
  • 時短労働での勤務形態の整備を事業主へ義務化
想定される対象者は、「男女を問わず3歳未満の子どもがいる従業員」とのこと。
現行制度も残業免除や短時間勤務、託児施設の設置など六つの仕組みのうち、いずれかを事業主が選んで導入するよう義務付けている。しかし、子育て世代の要望が高い残業免除や短時間勤務を導入している事業主は2~3割にとどまっており、この2項目を義務化することにした。
法律で義務付けられないと実現できないってのも悲しいけど、現場では時短や残業免除がしづらい空気があるのもまた事実。
経営トップが音頭を取ってくれないとなかなか実現は難しいと思います。
悲しいですけどね。

労働時間が短縮できたら安心して子育てできるかどうかはまた別な問題なんだけど、子供と触れ合う時間の大切さや価値を、少しずつでも「当たり前の感覚」にしていけるといいですね。

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