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2008 .10 .03

Amazonが「Amazon MP3」でgoogleと提携

アマゾン、音楽配信サービスでグーグルと提携 アップルに攻勢(AFPBB News)
インターネット通販大手、米アマゾン(Amazon)は、米インターネット検索大手グーグル(Google)と提携し、同社が10月に販売開始する「グーグル携帯電話」にオンライン音楽配信サービス「Amazon MP3」の機能を搭載、米アップル(Apple)の携帯音楽プレーヤー「iPod」専用の音楽オンラインストア「iTunes」に攻勢をかける。
DRMフリー(要するにコピー回数やデバイス間コピーの制限がない)大手「Amazon MP3」がGoogleケータイ「G1」に搭載される。

「Amazon MP3」のサービスインから1年、ありえなくはないけどスゴイ大物同士の提携です。
「Amazon MP3」は、EMIミュージック(EMI Music)、ユニバーサル・ミュージック・グループ(Universal Music Group、UMG)など大手を含む2万レーベルの楽曲200万曲以上を揃え、アーティスト数も18万を超える。1曲当たりの価格は89セント(約94円)から99セント(約105円)、アルバムの価格は1.99ドル(約210円)から9.99ドル(約1060円)。
日本からは残念ながらまだ利用できないけど(正確には日本のクレジットカードだと利用できないらしい)、日本で利用できる日をすごく期待しているサービスです。

Amazon MP3 のすごさをもっと知るべき(blog.bulknews.net)
あとiTunesで不満だったのは128kbps というビットレートで、別に音質こだわり派でもなんでもないのですが、大容量ハードディスクに帯域過多のこの時代に128kbpsはないだろうという気はしてました。256kbpsと320kbpsのMP3の区別はつかないけど、256kbpsと128kbpsは明確につきます。ものによるけど。
iTunesにiPodはたしかに便利に使ってるけどじゃあiTunesストアで買うかっていったら正直買わない。DRMってだけで萎えるもの。

それと、パソコンもミュージックプレーヤーも新製品が続々と発売されて、ちょっと前のモデルもすぐ型落ちにしてしまう現状では気に入ってるハードウェアもあまり長く使っていられない。必然的に買い換えることになった時、DRMデータが聴けなくなるなんてバカらしい。ちゃんと買ったのに! って感じでしょう。

買い替えの時でなくても家族で複数のミュージックプレーヤーを持っててもおかしくないご時勢で再生できる機種、再生できない機種があるってのもストレス。
Amazon MP3の強みは、ダウンロードした音楽が、iPodやアップルの携帯電話iPhone、米マイクロソフト(Microsoft)の携帯音楽プレーヤーZuneなどあらゆるデジタル携帯音楽プレーヤーに事実上対応するということだ。
まあ、いかにGoogleケータイといえどこの先どれだけの機種がリリースされるのか、利用者が増えるのか不明瞭なところもあるので一気呵成にDRMフリーの楽曲を手に入れて聴ける環境が広がるわけではないだろうし、そもそも日本ではまだGoogleケータイは使えないし。

でもiPhoneだって日本で発売されたわけだし。GoogleケータイじゃなくてもAmazon MP3が使える機種が出てきたっておかしくないし。

日本はメーカーの権利をムダに主張し過ぎてユーザー性悪説みたいに捉えてるところが強いけど、海の向こうの変化はほどなくやって来るのだろうなと期待してます。

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