ホーム  > 気になるニュース  > 科学  > 「第1回 日本宇宙エレベーター会議」開催

2008 .09 .25

「第1回 日本宇宙エレベーター会議」開催

エレベーターで宇宙に行けるかも 東京で今秋国際会議(asahi.com)
長さ約10万キロのケーブルをよじ登って、ロケットを使わず、そのまま宇宙へと飛び出す「宇宙エレベーター」の研究団体が日本で結成された。海外の研究者を招き、11月に第1回国際会議を東京で開催する。
古典SFでは「軌道エレベーター」って呼んでましたね。あと映像で印象深かったのが「超時空世紀オーガス」に出てきたのか。
宇宙エレベーターとは、赤道の上空、高度約3万6千キロに浮かぶ静止衛星から地上に向けてケーブルを垂らし、それをガイドとして利用して、宇宙との間を昇降するエレベーター型宇宙船のこと。
しかし、効率はいいんだろうけど(馴染み深い名称で書きますが)「軌道エレベーター」の実現を考えるとは…。「日本宇宙エレベーター協会」子供のように純粋というか恐るべし。

実現不可能と思われてた理由はエレベーター自身の重量に耐えられる構造材がなかったから、ということで軽量・高強度な材質があれば理論上は建設可能とのこと。
そしてカーボンナノチューブが開発され、構造材の問題も解決できる可能性が出てきたというから人間の探究心は果てしない。

宇宙への憧れはあるのでもちろん完成を期待はするけど、達してはいけない領域のような気もしますね。バベルの塔にならなきゃいいけど。。。

そういえば地球の自転速度は赤道付近で時速1,700キロにもなるそうだけど、こんな速度のなか人間が垂直方向に移動しても大丈夫なものなんですかね。

ところでこの記事で紹介されている日本宇宙エレベーター協会のURLは半角になってます。これまで新聞社の記事だと全角で記載されていてブラウザで直接叩けなかったのでこれは良い改善ですね。

▼参考リンク
日本宇宙エレベーター協会
軌道エレベータ(宇宙エレベータ)の紹介
アニリール・セルカン ブログ

宇宙エレベーター
宇宙エレベーター
posted with amazlet at 08.09.25
アニリール・セルカン
大和書房
売り上げランキング: 4554

楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)
アーサー・C. クラーク
早川書房
売り上げランキング: 7513

« 八戸市議、藤川ゆりさんが写真集とDVDを発売 | ホーム | 「配達記録郵便」が廃止 »



この他のエントリー

アーカイブ