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2008 .04 .06

オリコン、実売ベースの書籍売り上げランキング開始

書籍でも「オリコンランキング」 実売データを集計(ITmedia News)
オリコンは4月3日、書籍の実売部数に基づく販売ランキング「オリコンブックランキング」の公表を始めた。全国の書店・1554店(書籍マーケットシェア約30%)から販売データの提供を受けて売り上げ部数を推計し、ランキング化して週1回発表する。実売データを元にした全国規模の書籍販売ランキングは国内初としている。
本の売れ行きランキングは新聞や雑誌でよく見かけるけど、あれって出荷数ベースなんですよね。まあ個別の本屋が売り上げランキングを発表してても(総体的には合致していくけど)エリアや顧客層でバラつきがでてくるし、何より母数が小さすぎて統計的にはあまり価値がなくなってしまう。
なのでトーハンや日販とか流通の元締め(取次ぎ)が取りまとめて集計したほうが有意な数字にはなります。出版社と本屋は数千社あるけどその間に位置する取り次ぎはほぼ2大寡占なので。

けど本屋って返品ができる世界だから(集計母数が担保できれば)「実売数」に基づいたランキングは価値があると思う。

さて「オリコンブックランキング」の母数となる書店群で書籍マーケットのシェアが30%にも及ぶそうです。
参加書店は、紀伊國屋書店、旭屋書店、丸善、アニメイト、くまざわ書店、コミックとらのあな、三省堂書店、三洋堂書店、セブンアンドワイ(Web通販)、 TSUTAYA、明屋書店、フタバ図書、未来屋書店、八重洲ブックセンター本店、有隣堂、LIBRO Wonder GOO。参加書店は増やしていく方針だ。
どの程度が閾値になるかは判断できないけどけっこう有意な母数じゃないですかね。

ネット書店のセブンアンドワイが何気に参加してるのが興味深いです。
実売数を公表できる自信があるのか、業界へのアピール目的なのか。

データを提供する目的は各社それぞれでしょうけど合従連衡が必要な業界なのでこうした連携はすごくいいと思います。

媒体がランキングということと出版とのつながりがそれほど強くないオリコンが取りまとめるので実現できたのかも知れないですけど、業界挙げてこうした連携ができてくるといいですね。

▼関連記事
オリコン、全国規模の書籍売上データによるブックランキングを開始(日経トレンディネット)

▼参考リンク
書籍総合 週間ランキング-ORICON STYLE ランキング

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