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2007 .11 .19

チャレンジ三宅島モーターサイクルフェスティバル

三宅島バイクフェスタ閉幕 『レース化』は手探り 復興へ一歩、島民期待…(中日新聞)
噴火災害からの復興を目指した伊豆諸島・三宅島(東京都三宅村)での「モーターサイクルフェスティバル」が十八日、閉幕した。表看板に掲げた「国内初の公道レース」断念、離島の村としては突出した運営費-と、開催まで曲折を重ねた。
マン島のTT(ツーリスト・トロフィー)レースを模して石原都知事が発案したイベントが数々の紆余曲折を経て実現、無事閉幕したようです。

知事の(ミーハー的な)構想とかはどうでもいいんだけど、三宅島の公道で大手を振ってレースできるというのは正直ワクワクしてた。起伏に富んだ地形みたいだしかなり楽しめるんじゃないかと。

でも「公道レース」に関しては安全面などを問題にあげ、ホンダを筆頭に国内バイクメーカーが揃って実施反対と協賛不参加を表明した。最初は「何で?」と思ったけど、まあ考えてみればメーカーが反対する理由も分かるかな。

メーカーは何度もテストを繰り返して、それこそ折り紙つきの安全性を保障しなきゃ製品を販売できない。そのために莫大なコストをかけてるわけだし。

そんなメーカーが「公道」レースに相乗りして事故やけが人でも出たら信用問題になりかねないですよね。だからホンダは「可能な限り安全に」レースを楽しめるようにもてぎを作ったわけだし。

ぼくは箱根や奥多摩も走るけど、もてぎで走ったときにけっこう驚いた。ちっこい市販車ベースの持ち込みレーサーだったけど100キロ以上の速度を出すわけなんだけど、でも全然怖くない。いや自分のヘタさは怖いけど路面はすごくグリップがいいし、コースアウトしたときの砂袋も全域にあるし、いたるところにカメラがあって事故や故障者をチェックしてくれてるし、すぐにペースカーも出てくれる。「万が一」に対してこれでもか、って対策がなされている。

これがサーキットなんだよね。公道とサーキットの違いは「安全性」。それでも事故やけが人はゼロじゃないわけだし。

同じクオリティが公道で実現できるかっていうと難しいと思う。70年代とかの「クラシックカー」でも平気で200キロ以上スピード出るしね。

完全な公道でレースをするのはちょっと難しいんじゃないかな。プロだけが走って周りは観戦するだけってなら別かも知れないけど。

とは言え古きよき時代のTTレースみたいな趣もすごく魅力的。できれば自分でも走りたいもの。空冷のね。単気筒とかで。

Norton欲しいなぁ。

イベントは来年も行うそうなので、安全性とメーカー協賛を得て実施できるようになるといいですね。

…しかし「モーターサイクル・フェスティバル」公式ページ、スポンサーがドン・キホーテやバイク王ってのはイタイなぁ。。。

▼参考リンク
Challege MIYAKEJIMA07 モーターサイクル・フェスティバル

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