「Google ブック検索」がアップデート
Google ブック検索」で“マイ図書館”が作成可能に 書籍情報を整理・共有・引用できる新機能など追加(INTERNET Watch)Google Book Searchに4つの新機能が追加されたというニュース。分かりやすくまとまっている記事なのでメモ。
米Googleは6日、書籍の内容を検索できる「Google ブック検索」に複数の重要な機能を追加したと発表した。これらの新機能はすでに日本語化もなされている。
アップデートの概要は、まったく新しい新機能「マイ ライブラリ」を軸に、ある書籍がほかの書籍にどれだけ引用されているかを一覧できる機能、書籍の一部を切り取って引用したりブログへ貼り付けられる機能、ブック検索の検索結果内容に関連したカテゴリーへのリンクを表示する機能、の4つ。
「マイ ライブラリ」、自分の蔵書の全文検索ができるってのはスゴイ。便利。
1.マイ ライブラリ
「Google ブック検索」にGoogleアカウントでログインすると画面右上のメニューに表示される「マイ ライブラリ」に検索結果から得られた本を自分の蔵書のようにリスト化して表示できる。
「自分の蔵書全体を対象に全文検索を行なうという、通常の世界では不可能なことが行なえる」ってのはステキですね。
2.ある書籍がほかの書籍にどれだけ引用されているかを一覧できる機能
書籍の「概要」ページ中の「人気のある引用」項目で見ることができる。グーグルの「他から多く参照・引用されている記事には価値が高い」という検索アルゴリズムと同じ概念ですね。
3.書籍の一部を切り取って引用したり、ブログへ貼り付けられる機能
著作権が切れて全ページ閲覧が可能な書籍限定だけど、グーグルのブログサービス「Blogger」にカンタンに貼り付けられたり、「Google ノートブック」に記録できたり、あるいは一般的なブログなどにカンタンに貼り付けられるリンク用URLが表示される。これは便利そう。
4.ブック検索の検索結果に関連したカテゴリーへのリンクを表示する機能
検索内容に関連したカテゴリーが表示されることで「知」へのより幅広い探求の道が開かれた。基本的には「Google ブック検索」の機能改良。
あと、本にラベルを貼ること自体は現物でもできるけど「RSSフィードを作って友人と共有し、新しい蔵書が加わった時に通知する」なんて使い方はデジタルデータならでは。
やっぱりネットと『本』は相性がいいんだなぁ。知識・情報のパッケージだからね。もっと便利に、快適に使えるように権利関係とか業界の利害関係とかいろいろあるけどクリアされていくといいな。
でもおいらの持ってる本はあまりブック検索でヒットしない。。。『パーミション マーケティング』もダメ。今後の拡充に期待します。
関連記事ですが、グーグルやアマゾンには本にまつわる話題が多いですね。
▼関連記事
・グーグル、電子書籍の販売を計画か(CNET Japan)
・AmazonとGoogle、eブック・ビジネスに参入(TechCrunch Japanese)
▼参考リンク
・グーグル米本社副社長兼日本法人社長 村上憲郎/カンブリア宮殿(テレビ東京:2007/09/10 オンエア)