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2007 .01 .15

ホワイトカラー・エグゼンプションの国、日本

日本はもともとホワイトカラー「エグゼンプション」の国だ(IT-PLUS)
内容をはっきりさせたくない言葉をわざとカタカナ英語にする傾向が戦後の日本社会にあります。「ホワイトカラー・エグゼンプション」を「ホワイトカラー免除」と表現すれば、人々は何を免除するのか自然に関心を持つはずです。
確かに。宋さんの物言いと考えかたは至極真っ当なのでコラムなどよく読みます。日経ビジネス オンラインの「宋文洲の傍目八目」も欠かさず読んでますね(このコンテンツ、RSS配信してくれないかなぁ…)。

で、このところにわかに騒がれている「ホワイトカラー・エグゼンプション」に触れた今回のコラムもまた真っ当な論調が気持ちいい。
その既存のホワイトカラーのサービス残業に法的根拠を与えるには「ホワイトカラー・エグゼンプション」は手っ取り早い方法です。こういう時に限って経済界の方々は遠慮なくアメリカの基準とやり方の無条件導入を主張するのです。
確かにそういう感じありますね。「知ったかなひと」と「ちょっとずる賢いひと」はあまり聞いたことがないような英語やカタカナ言葉をよく使います。話の本質を惑わすように感じる、というのは言いすぎでしょうかね。

話を「ホワイトカラー・エグゼンプション」に戻すと、どうやら事の発端は経団連が2005年6月に行った提言のようなんですが、かいつまんで言うとやっぱり人件費の抑制・削減が目的のようですよね。

▼参考リンク
ホワイトカラーエグゼンプション(Wikipedia)
ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言(日本経済団体連合会)

戦後最長の景気が持続してる、と言われてますけどそれはリストラによる人件費圧縮などのコストカットや好調(だった)米国経済を受けて輸出が拡大したこと、企業の設備投資が増えていたことなどによる、主に企業ベースの話であって、賃金抑制や不定就業者層の増加など個人支出や家計は冷えたまま。労働者ベースの景況感は冷えたままなのが実情でしょう。

そういうところに「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入の提言。こういう話しは通るのが早いんですな。

ただね。個人的にはあまり関心がないのですよ。何といってもそもそも残業代なんてビタ一文も付かない雇用条件なので(つД`。)゜。 

年棒制。成果主義。聞こえはいいですけどね。毎日少なくとも12時間労働ですわ。時給何百円ですかね。一度計算してみたことあるけどマックの時給より全然安くって考えるの止めました。

まあアホみたいに人力手作業が多い環境なので効率化・標準化のし甲斐もあるなと勉強のつもりでやってます。

なので時間を過ごして残業代をゲットしよう、みたいな考えはないですね。
もちろん、止むに止まれずサービス残業を強いられてる人たちが大勢いることも承知してますが。

この国は事実として所得格差が顕著になってきてるのは間違いないです。そんな中独立するのがいいとか、それでもサラリーマンの方がマシとか、ないと思うんですよね。

自分なりの立ち位置を軸に能力を磨いていく、売り込めるだけの“商品力”を自分に付けていく。世の中からすれば「歯車」でしかないけど、だったら替えの効かない「歯車」になってやろう。そういう覚悟で毎日(グダグダ言いつつも)仕事に臨んでます。

そうしていくことで宋さんが言う『サービス残業に従わない勇気』を持てるんじゃないかと思ってます。

よく若い子に「俺たちは“parts”じゃない、“piece”だ」って言ってます。

ボロボロにコキ使われて捨てられるのはヤじゃないですか。しかも誰のために? って感じだし。

なので「ホワイトカラー免除」なんてつまんない拘束を制度化するとかってことより、男女とも育児休暇取れる制度とか、プロジェクト単位で仕事を終えたら1ヶ月程度休暇を取得できるとか、カネは出すけど口は出さない社内ベンチャー支援とか、ヤル気が出る仕組みづくりを進めて欲しいものです。


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