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2006 .11 .21

おばちゃんの値切りはやっぱりすごい

おばちゃんら1万人対象に値切り行動調査 大阪の学生(asahi.com)
値切り上手は「大阪のおばちゃん」、それとも「東京のおばちゃん」? 大阪の男子学生が、ブランド商品の中古セールを回って、東西の消費者の行動を調べている。値切りに成功したと感じる比率は、意外にも東京が最も高かった。この学生、調査が高じて、値切り交渉の手伝いまで買って出始めた。
これ、すごいな。調査ってのは何でもやりようがあるんですね。

結果からなんですけど、やはり東京のおばちゃんよりは値切るにしてもちょっと控えめ。だからちょっとの値引きでも「満足感が高い」そうです。かたや大阪のおばちゃんはガッツリ値切る。ハンパな値引きじゃ満足しないそうです。こわ~。

この調査を行った学生さん、どこでも値切る大阪の消費者に「あの人たち以上に値切る人がいるのか」との問いを抱いたのが、調査のきっかけだそうです。で、消費者の値切り行動を見込んで経営戦略を組み立てられる、そんなやり手経営者になるのが将来の目標だそうです。相手は手ごわいぞー。

しかし大阪のおばちゃん、2万9,800円をまず9,800円引かせるって。。。自分が店員さんだったら泣きますわ。さらに店員の容姿や服装のセンスを褒めちぎって会話が乗ってきたところで、さらに値引きを頼む。こんなやり取りを続けて値札の半額近くまで安くさせたケースもあったそうです。

この調査、1万人以上のサンプリングってのもすごいな。充分裏づけになりますよ。
西村さんは「大阪では値切るのが日常なので、ちょっとした額では成功と言えない。東京では値切る場面が少なく、少額の値引きでも喜ぶ。機会があれば、値切り上手の関西人並みの手法を伝えたい」と話す。
う~ん、できればあまり広めて欲しくないような。。。

まあ都内の50歳代会社員女性の「欲しかった2万4,000円の財布を2,000円値切って買ったのよ」って満足げなコメントが紹介されてますけど、こういう人たちがせっせことポイントカードを上手に貯めていく人たちなのかも知れません。

いやー勉強になりました。。。

値切りの交渉術
新井 イッセー著
日本放送出版協会 (2003.8)
通常2-3日以内に発送します。

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