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2006 .11 .04

Amazon、内部リンクを売りに出す

Amazon、内部リンクを売りに出す(TechCrunch Japanese)
Amazon.comのグループ会社、A9.comは「Clickriver」と呼ばれる新しいpay-per-click (PPC)広告ネットワークを構築。Clickriverにより、Amazon.comのプロダクトページそれに検索結果ページの周囲にテキスト広告を表示できるようになる。これにより、Google AdWords、Yahoo! Search Marketingそれにその他多数の同種のサービスと競合することになる。しかし、Clickriverはローンチ時点においては、Amazon.com所有のウェブサイトに限って広告提供する予定。
へぇ。Amazon.co.jpでは今現在Overtureのスポンサー広告を検索結果に入れてますが。これとは競合しますよねぇ。Overtureはどうすんだろ。止めるのかな。

さりとてインターネットに最適化しようとしているAmazonがGoogle AdWordsじゃなしにOverture(日本だと)をパートナーとしたのも結構「へぇ~」だったけど(広告単価がOvertureの方が高いので必然、広告収入もAdWordsより高いのかも)、そのOvertureすらも排斥して自ら検索結果連動広告を実装するんですかね。

商品(プロダクト)に関連する広告ってマッチさせるアルゴリズムはともかく、ユーザー的にどうなんだろ。

商材が「本」であれば、本の検索結果に連動して外部サイトとして著者のサイトやユーザーコミュニティの情報、内部リンクとして原作を元にしたDVDやCDなどの情報が表示されるのなら親和性も高いし、ユーザーにとっても有益な情報と言える。

けどあくまでも「キーワード」にマッチしただけの(SEM的にマッチさせただけの)、まったく別な情報が表示されてもかえって不愉快なのでは。少なくとも自分にとっては嬉しくないな。

Amazonってば利益を上げるためなら手段を厭わずって印象。いい悪いは別にしても。 検索ワードに即したタグクラウドなら面白いんだけどな。

最近、.comのローンチからco.jpへの横展開に時間がかからなくなってきてるので、日本でどんな形でリリースされるかウォッチしてみましょ。

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