なぜmixiはこれほど成功したのか──笠原社長が明かす開発秘話
なぜmixiはこれほど成功したのか──笠原社長が明かす開発秘話(CNET Japan)上場を果たしたことでこれまで以上に注目されるようになったmixi。日経新聞や朝日新聞など一般のメディアでも取り上げられるようになりました。
サービス開始からわずか2年半で会員数は500万人を超え、上場への原動力ともなったmixi。なぜこれほどまでに成功したのか、その秘けつとmixiの誕生秘話をミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏に聞いた。
かたやデバイスを携帯にシフトしつつあるGREEも、有料オプション「GREE プレミアム」(月額315円)で保存容量増加とアフィリエイト機能の実装を発表しましたが、ちょっと出遅れ感がありますね。
自分自身はぼちぼちmixiユーザーって感じで使ってるんですけど、まぁここまで一気にユーザーが増えるとは思ってませんでしたね。最近言うところの「ネットワーク外部性」ですか。
2003年当時、アメリカにはすでに「Friendster」があってmixiも基本的には「Friendster」を手本にして開発されたとのこと。でもまぁ日本ではまだSNSなんて影も形もないに等しい頃、そこに確信を持ってビジネスチャンスを見出せていたのかな? とは思うんですよね。サービス開始後何年でクロ、みたいな。
広告収入とか有料課金サービスとかは考えていたようですけど、基本的に目新しいものではないし。
結局、インタビューで笠原さんが言ってる通り、「どうしてもやりたい。もう、強烈にやりたい。」っていう思い、というか熱意なんですよね。コミュニケーションのプラットフォームをどうやっても作りたかったんでしょうね。
考えるのは誰にでも出来て、でもそこから一歩踏み出して行動に移す人はすごく少なくなる。後から「こんなのだったら自分でも出来たのに」って思ってももう遅い。先行者利益の原則はまだまだ健在です。
別記事で紹介されている「mixi誕生時の企画書と画面プロトタイプ」を見るとmixiの原型は本当に初期の段階で固まっていて、ほとんど現在まで変わっていないことに驚きます。
掲載されている画面プロトタイプはモノカラーなんですけど、mixiが成功した理由のひとつに「オレンジのキーカラー」があるんじゃないかと思うんですよ。アメリカのそれをそのまま日本に持ってきても、クールで学閥色が強くて、かなりクローズドな印象なんですよね。そのプラットフォームをベースにしながらもオレンジ色で被い尽くすことで「親しみやすさ」「やさしさ(易しさ・優しさ)」を演出することができて、入りやすさが生み出されたんだろうと思います。逆にクールトーンなのがGREEですよね。
まぁ基調カラーを論ずることよりも前に、やっぱり行動したことですね。
いい刺激になった記事でした。
▼関連記事
・独占入手!mixi誕生時の企画書と画面プロトタイプを特別公開(CNET Japan)
・GREE、有料オプション「GREE プレミアム」で保存容量増加とアフィリエイト機能(Japan.internet.com)
広告収入とか有料課金サービスとかは考えていたようですけど、基本的に目新しいものではないし。
結局、インタビューで笠原さんが言ってる通り、「どうしてもやりたい。もう、強烈にやりたい。」っていう思い、というか熱意なんですよね。コミュニケーションのプラットフォームをどうやっても作りたかったんでしょうね。
考えるのは誰にでも出来て、でもそこから一歩踏み出して行動に移す人はすごく少なくなる。後から「こんなのだったら自分でも出来たのに」って思ってももう遅い。先行者利益の原則はまだまだ健在です。
別記事で紹介されている「mixi誕生時の企画書と画面プロトタイプ」を見るとmixiの原型は本当に初期の段階で固まっていて、ほとんど現在まで変わっていないことに驚きます。
掲載されている画面プロトタイプはモノカラーなんですけど、mixiが成功した理由のひとつに「オレンジのキーカラー」があるんじゃないかと思うんですよ。アメリカのそれをそのまま日本に持ってきても、クールで学閥色が強くて、かなりクローズドな印象なんですよね。そのプラットフォームをベースにしながらもオレンジ色で被い尽くすことで「親しみやすさ」「やさしさ(易しさ・優しさ)」を演出することができて、入りやすさが生み出されたんだろうと思います。逆にクールトーンなのがGREEですよね。
まぁ基調カラーを論ずることよりも前に、やっぱり行動したことですね。
FriendsterのCEOだったTim Koogle氏が以前、CNETの記事で「インターネットにある大きな機会はすべて利用し尽くされた、と誰もが考えた時に、そもそもルール自体を変えてしまうような企業が登場する」と発言していましたが、それと同じ気持ちでした。2003年当時も、あらゆるサービスが出尽くした感がありましたが、SNSは市場のルールを変えることができる革命性のあるサービスであり、やらない手はないと考えたんです。オリジナルか二番煎じかは微妙なとこだと思うんですけど(mixiが二番煎じってことじゃなくて)、やっぱり行動しないと。誰かの顔色を窺いながら評価のために日々仕事してる(フリ)とかいう連中と一緒にいたんじゃダメだ。
いい刺激になった記事でした。
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・GREE、有料オプション「GREE プレミアム」で保存容量増加とアフィリエイト機能(Japan.internet.com)
mixiと第二世代ネット革命
posted with 簡単リンクくん at 2006.10. 5
根来 竜之監修 / 早稲田大学IT戦略研究所編
東洋経済新報社 (2006.9)
通常24時間以内に発送します。
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ビジネスSNSブック
posted with 簡単リンクくん at 2006.10. 5
村井 亮著 / 木村 菱治著
毎日コミュニケーションズ (2006.9)
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SNSマーケティング入門
posted with 簡単リンクくん at 2006.10. 5
山崎 秀夫著 / 村井 亮著
インプレスR&D (2006.10)
通常24時間以内に発送します。
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コメント (2)
いつもながら・・・
まめな更新ですねぇ・・
招待していただいたmixiは最近ボチボチ日記をつけ始めています。(今更?!って感じですが・・)
しかし、いったいいつこんな長文記事を書いてるんですか?いつ寝てるんです?
あっ!仕事中にしてますね?
( ̄□ ̄;)!!
かく言う私も自宅にネットが無いので、閲覧は必ず会社からです♪
投稿者: ぐろこ | 2006年10月 5日 12:59
日時: 2006年10月 5日 12:59
ぐろこさん
ども。もう愛読者ですな(笑
ちゃんと帰ってから家で更新してますよー。
会社のことはアレなので詳しくは…なんだけど、もうブラウザメール(Yahoo!とか)も禁止になってる始末なので。
個別エントリーのURLがそのまま日付と時刻になってるですよ。
このエントリーだと↓なので、
http://blog.beatemotion.org/2006/1005_0028.html
2006年10月05日の00時28分ですな。
投稿者: takeshi | 2006年10月 5日 22:36
日時: 2006年10月 5日 22:36