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2006 .07 .04

新潮文庫の100冊 2006

今年もそろそろ文庫各社の夏企画が出てくる季節です。

『夏企画』の老舗であり、ブランディングで成功した新潮社も『新潮文庫の100冊』Webサイトが2006年版になってコンテンツが充実してきています。

しかし 100satsu.com って。ドメインまで別にしてる凝りよう。もう10年位になりますかね。
(って書いてたら実はもう30年目だそうで。。。)

「Yonda?くん」が登場したのはどうやら1997年のもよう。Yonda?のグッズはすごい人気だったものなぁ。あと文豪腕時計とか(いかにも文藝の雄、新潮社らしいんだけど)、よく作ったなってノベルティもなにげに人気がありました。今でも人気なのかな?

てなことでサイトをあちこち見て回ってたわけですが、「とっておきYonda?」がいいですね。
各界の著名人やタレント、オンライン書店の店員の方々に、新潮文庫の100冊の中から、それぞれテーマにそった「とっておき」のおすすめ文庫を選んでいただきました。今年の100冊、どこから攻略するか迷ったら、参考にしてみてください。
とのこと。アマゾンのスタッフが出てるのは珍しいんじゃないかな。

他にもリコメンデーターとして恩田陸さんや角田光代さん、藤原和博さんなど縁のある作家さんが並んでるんですが、その中にUSEN社長の宇野康秀さんが。
何か関係あったっけ。。。まぁなぜここに宇野さんがいるかはともかくとしてもなかなか選書が良いです。

選書のテーマを『人の心の深さと儚さ』として芥川龍之介の『蜘蛛の糸・杜子春』、三島由紀夫の『金閣寺』、松本清張の『砂の器』の3点をチョイスしています。いやー、シブイ! 実に人間模様モノだけ。

夏休み時期に本屋さんの売り場を文庫がガッツリ占めてるのを見ると壮観ですよね。思わず何冊かは欲しくなります。

ご丁寧に「オトナ買いコーナー」までありますよ。。。100冊で56,117円か。。。

買えなくは、ないな。。。でも置く場所がないよ(;´Д`)

セレクトのほとんどはいわゆる名作なので、本屋さんで見かけたら何冊か手にとって見るといいですね。

↓今年はやんないのかな。

2003年「新潮文庫の100冊」セット

新潮社 (N/A)
この本は現在お取り扱いできません。

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