後藤田正晴氏が死去 副総理や官房長官を歴任
後藤田正晴氏が死去 副総理や官房長官を歴任(asahi.com)「カミソリ後藤田」逝く。
旧内務官僚出身で、自民党衆院議員として、副総理や官房長官などを務め、晩年は「政界のご意見番」として知られた後藤田正晴(ごとうだ・まさはる)氏が19日、肺炎のため死去した。91歳。
何かおくやみネタが続くとしんみりしてしまいますが。
▼ 最後まで貫いた「非戦」 亡くなった後藤田元副総理(asahi.com)
「国民全体が保守化し、政治家がナショナリズムをあおる。大変な過ちを犯している。アジア近隣諸国との友好こそが大事なことだ」▼ 後藤田元副総理が死去「カミソリ」の異名(nikkansports.com)
政治改革推進派の代表格で、憲法改正論議では護憲派の姿勢を貫いた。87年9月、ペルシャ湾安全航行への貢献策として海上自衛隊の掃海艇派遣問題が浮上した際には、官房長官として「平和国家の国是に反する」と強く反対。引退後もイラクへの自衛隊派遣に反対し、小泉純一郎首相の政治手法などについて苦言を重ねた。歯に衣着せぬもの言いと辣腕でならした警察官僚時代に「よど号ハイジャック事件」や「連合赤軍あさま山荘立てこもり事件」といった大型事件を担当。その後政界入りし、田中角栄をはじめ大平内閣、中曽根内閣で要職を歴任。政界引退後もモノ言える数少ない政治家として時の総理に助言し続けてきた「ご意見番」。
個人的に「絶対に改憲反対!」ではないですが、周辺国への視点、歴史的加害者の視点は忘れてはならないと思います。
野党が抑止力にならなくなった今、与党にもの言える人物がまた一人逝ったことが惜しまれます。しかもテロ対策と戦争体験を併せ持った稀有な人物でした。
享年91歳とのこと。大往生と言えるのではないでしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。
保阪 正康著
文芸春秋 (1998.1)
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佐々 淳行著
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