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2005 .06 .28

ソニー総会、株主から不満 「読み甘かった」と出井氏

ソニー総会、株主から不満 「読み甘かった」と出井氏(Yahoo!ニュース:共同通信)
ソニーの定時株主総会が22日、都内のホテルで開かれ、株主から「価格競争に巻き込まれ、ヒット商品がなかなか出ない」「(売上高に対する)営業利益率10%の目標が未達だ」などと、経営への不満が相次いだ。
ソニーが苦しんでいます。

製造業の本流たる「モノづくり」、ソニーにおいては「エレクトロニクス製品」の販売不振により厳しい舵取りに臨む、ストリンガーCEO率いるソニー新経営陣。確かに映像・音響機器、PCなど、従来の主力製品群で目立ったヒット作というのが思い当たりません。
プラズマ、液晶を揃えたWEGA(ベガ)も、VAIOシリーズもパッとしません。スタミナバッテリがウリのハンディカムは売れてるんですかね。

個人的には独自規格で囲い込もうとするのであまり好きではないんですが、それでも世界で通用する日本の製造業として頑張ってほしいと思う気持ちはあります。
(自宅にある、むか~しのLDプレーヤーはソニー製ですが。)

ソニースピリットはよみがえるか
大河原 克行
日経BP社 (2005.6)
通常24時間以内に発送します。

そんな中、さっそくこんな本が出版されています。まぁ今のソニーを俯瞰して見るにはいいかも知れません。ただ個人的には ↓ の方がやっぱりワクワクしますね。

小説盛田昭夫学校 上
江波戸 哲夫 / 江波戸 哲夫著
プレジデント社 (2005.5)
通常24時間以内に発送します。

小説盛田昭夫学校 下
江波戸 哲夫 / 江波戸 哲夫著
プレジデント社 (2005.5)
通常24時間以内に発送します。

単に回顧的なものとしてではなく、やっぱりゼロから成しえた力とか、勢いとか、そういったエネルギーがいまは必要なのかな、と思います。

真摯に過去に学べば得られる視点ってあると思うんですよね。
「あの頃はよかったなぁ」で終わしちゃダメですけど。

今は組織の時代かも知れません。スタンドプレーよりチームワークを尊ぶのが主流ですから。でも、卓越した個人のスキルをチームに落とし込めれば、それは組織のパワーになるし、競争力も得られるでしょう。ベンチャースピリットとも言えることかも知れません。
社内のリソースをもう一度見直して、競争力の源泉を見出してみましょう。

「国産」は「国産」の強み、オリジナルの「らしさ」を出さなきゃ。

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