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2012 .12 .25

トーハン、ブックファーストが資本・業務提携

ブックファースト買収 トーハン、阪急電鉄から(MSN産経ニュース)
出版取り次ぎ大手のトーハンは21日、阪急電鉄の子会社で首都圏と関西に出店する書籍チェーン「ブックファースト」(大阪市)を買収すると発表した。阪急電鉄が持つ全株式を取得する。買収金額は明らかにしていない。
今年も残すところあと僅かというタイミングでなかなかインパクトのある話題。
トーハンが本格的な書店チェーンを傘下に収めるのは初めて。顧客が求める商品や売り場の課題をきめ細かく把握し、取引先店舗の品ぞろえや店づくりに生かす。
そういえば「阪急ブックファースト」じゃなかったっけ? と会社概要のページを見たら今年4月に阪急リテールズから株式会社ブックファーストとして独立してたんですね。1年も経たずにトーハン傘下となるのは業績推移が評価されたのかな。

資本参加という形ではあるけれど、トーハンはイー・ショッピング・ブックス、違う今はセブンネットショッピング(またの名をYahoo!ブックストア)の主要株主でもあるわけで、店舗とネット両方に大きな販売チャネルを持つことになります。
もちろん、日本最大の雑誌販売チェーン「セブンイレブン」の卸元でもあります。

ともすればネット書店vsリアル書店という構図だけ話題に登りがちですが、既存プレイヤーも業種の垣根を越えて、勢力拡大や生き残りをかけた動きが目に付きます。
DNPグループのhonto開店や、三省堂書店とBookLiveの提携も今年のことですね。
(まあこれはKobo、Kindleの上陸という電子書籍方面の波が要因ですが)

ブックファーストはチェーン店でありながら金太郎飴書店ではない個性を打ち出しつつ、さりとて個性の主張は最低限という、うまいバランスで展開してると思います。渋谷の雑誌棚は壮観だったし、新宿では多彩なイベントが開催されています。

トーハン傘下になることで商品供給は万全でしょうから、大型店らしいマイルドな味付けを活かした店作りを進めてくれるといいなあと期待するところです。
(その反面、街の小さな本屋さんはますます厳しくなるでしょうけど・・・)

▼参考リンク
株式会社ブックファーストとの資本・業務提携のお知らせ(TOHAN)

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