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2012 .01 .21

今年の「東北六魂祭」は5月、盛岡で開催

「希」に集う 東北六魂祭、5月の盛岡開催を正式決定:(河北新報)
東北の県庁所在地6市の夏祭りを一堂に集める「東北六魂祭」の実行委員会は20日、盛岡市で総会を開き、ことしは同市で5月26、27の両日に開催することを正式決定した。
昨年7月、震災からの復興を願い、青森ねぶた祭、盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、秋田竿燈まつり、山形花笠まつり、福島わらじまつりといった東北6県の夏祭りを一堂に会して仙台市で初めて開催された「東北六魂祭」。

今年はテーマを「希」として、さらに被災各地の伝統芸能も加わった形で盛岡で開催されることが決まったそうです。
六魂祭は東日本大震災の復興を願い、昨年7月に仙台市で初めて開かれた。6市は祭りの意義を評価し、2回目以降の開催を検討していた。
仙台一極集中ではなく、各地で展開する道筋がついた形です。いいことですね。
谷藤裕明盛岡市長は「宮城に次ぐ人的被害のあった岩手の県都として選ばれた。東北の魅力を発信し、地域活性化につなげたい」と語った。
奥山恵美子仙台市長は「盛岡にバトンを受け取ってもらい、東北の魂を一つにしたリレーが走りだした。ことしは被災者自身が舞台に立ち、エネルギーを持てる祭りになるように協力したい」と期待を込めた。
ただ、開催日程がゴールデンウィーク終了後の普通の土日というのが集客的に微妙な要素ではありますが…。

去年の仙台では猛暑の中での初めての開催ということもあって、熱中症患者が出たり、予想を超えた人手で混雑がハンパなかったりと運営的に課題が残りました。
盛岡の運営ではそうした教訓を活かして、大勢に楽しんでもらえるといいですね。

ともあれ東北=仙台という、人口規模的にも経済的にも一極集中している現状はあまり好ましくないこと。けれど各地バラバラに動くのでは効率も良くならないですし。

こうした取り組みをきっかけに、東北圏としての連携が進むといいですね。

▼参考リンク
東北六魂祭

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