ホーム  > 気になるニュース  > 経済・社会  > 17年目の1.17-経験と想いは3.11へ

2012 .01 .17

17年目の1.17-経験と想いは3.11へ

1・17から3・11へ 二つの震災の地で鎮魂の祈り(asahi.com)
6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から17日で17年を迎えた。死者・行方不明者が1万9千人を超えた昨年3月の東日本大震災から初めて迎える1・17の日。二つの大震災の被災地で、互いの犠牲者を悼む鎮魂の祈りが重なった。
阪神・淡路大震災と東日本大震災(と子供のころの宮城県沖地震)-当然のことながら、人生でこれほどの震災に相まみえることになるとは思ってもみませんでした。


阪神・淡路大震災から学んだ強固な耐震設計があったとしても、東日本大震災の津波被害と原発事故は防げなかった。人間が辛い教訓を経て培った数々の経験も、自然はやすやすと打ち消してしまう。けど、それでも人間は生きようとする。
参加した宮城県名取市の佐々木一十郎(いそお)市長は「失われた街の復興がこれからの課題。神戸があの壊滅的状況から立ち直った過程はいろんな意味で参考になる。『復興できるんだ』という勇気をもらえる」と語った。
そう。なぜなら一人じゃないから。もがきあがこうとも、今を生きている人たちがいるから。
神戸市中央区の東遊園地では、17年前に地震が発生した午前5時46分に黙祷(もくとう)。命、絆、希望、共に歩む、1・17から3・11へ――。「1・17」の形に並べられた竹灯籠(とうろう)に書かれた祈りの言葉が、ゆらめくろうそくの炎に照らし出された。
そして生き残った命であるなら、生きなければならない。経験を、想いを紡いでいくために。もちろん、「言うは易く行うは難し」。ぼくもその渦中にいます。

けどやっぱり嬉しいですね。辛い経験をされてなお、自分たちの経験を東北に活かして欲しいと行動する人たちがいる。祈ってくれる人たちがいる。
神戸の追悼のつどいには東日本大震災の被災者も参列。1・17を機に生まれ、3・11の被災地にも広がった歌「しあわせ運べるように」に聴き入り、阪神の遺族らとともに慰霊の献花をした。東遊園地には午前7時までに約5千人が訪れた。東日本大震災が起きた午後2時46分にも黙祷する。
自然に打ち勝つことはできない。けど、支え合うことができるのが人間の強さ。

支え合い、想い合っていける限り、人間は負けない!


▼参考リンク
「しあわせ運べるように」公式サイト

CDブック しあわせ運べるように
臼井真
アスコム
売り上げランキング: 799


« 宮城県内の仮設商店街を紹介する、「東北の復興商店街へ行こう」 | ホーム | 2月1日、布袋寅泰 with 高橋まこと at さいたまスーパーアリーナ! »



この他のエントリー

アーカイブ