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2011 .12 .31

暮れゆく2011年

ぬくもり支えに前へ 祈り、思い、暮れゆく2011(河北新報)
東日本大震災に見舞われた2011年が暮れる。被災地も復旧・復興のつち音がいったん静まり、大みそかを迎えた。
今年最後となるエントリーは、やはり地元・宮城と震災の話題になりました。
「3.11」以後、東北は変わった。そして変わらなければならない。「災後」の社会、暮らしをどう築くのか。犠牲者の鎮魂のためにも、いまを生きる私たちが問い続けよう。
情緒的な内容なんだけど、やっぱり現地の新聞じゃないと書けない内容だよなあと感じた記事。

今日たまたま石巻の母親と電話をしたら、北海道からホタテが届いたんだそうです。
送り主は、実家を何回か清掃してくれたボランティアさん。

いろいろ手助けしてくれてありがとうと、お礼の手紙を書いたりしてご縁を持つに至ったそうです。もちろん大勢の被災者一人ひとりとそんなやりとりを続けられるわけじゃないけど、被災各地に入って汗を流してくれた上にこうした心配り。
被災地に駆け付けたのは、一人一人のボランティアやNPO、地方自治体の職員だった。全国各地、世界から支援の手が差し伸べられ、励ましや善意が寄せられた。
人間ひとりができることは限られているけど、大勢の気持ちが行動につながると、、、それはそれは大きな支えになることをたくさん知りました。
人の優しさ、人との絆の大切さをかみしめた一年でもあった。小さな触れ合いが被災者を勇気づけた。震災で生まれた新たなつながりは、被災地が一歩を踏み出す力となった。
震災があろうとなかろうと、この国は将来に対する課題が山積み。どれも一朝一夕には解決できない難しいものばかり。

これまでこの国に希望を持てない気持ちが強かったけど、それでも一つの出来事を通じて少し期待を持てるようになりました。政治は相変わらず三流だけどね。

と、そうして文句垂れてる自分を振り返ると、ぼくに足りないのは「覚悟」。
自分の生き方に責任を持つ覚悟がぼくには足りわしない。

自分の人生すら満足に御せない未熟者だけど、それを自覚して「覚悟」を持とう。そうして自分で生きることができれば、少しは他者のことが見えてくるかも知れない。

単なる昨日、今日、明日でしかないわけだけど、大晦日っていろいろ考えますね。

つらつらと書き散らかしちゃいました。皆さま、どうかよいお年をお迎えください。

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