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2011 .11 .26

アップル、ディスプレイ供給元をシャープにスイッチ

米アップル、TV発売控えシャープに生産を移管-ジェフリーズ(Bloomberg)
11月23日(ブルームバーグ):米アップルはスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」とタブレット型コンピューター「iPad(アイパッド)」のディスプレー生産をシャープの日本工場に移管する。テレビにもシャープ製のスクリーンを採用して早ければ2012年半ばに発売する可能性がある。米投資銀行のジェフリーズが明らかにした。
日本の技術が評価されたのは嬉しい半面、諸手を上げては喜べない状況の模様。

現在アップルがディスプレイに関して取引しているサムスンが、そのアップルと熾烈な訴訟合戦を繰り広げるようになったことで、代替供給元としてシャープに白羽の矢が立ったというのが背景のようです。
マイセク氏はインタビューで、「巨額の資金を投じて生産能力拡大や施設改装を行うため、シャープにとっては非常に大きな取引だ」とし、「アップルは製造を管理下に置き安価な供給を確保するためのパートナーを得ることになる」と説明した。
シャープからしてみても大きな取引になるのは間違いないですが、コストに厳しいアップルのこと。買い叩かれる懸念もあるでしょうねぇ。

とはいえ今後のアップル製品にメイド・イン・ジャパンの部品が使われ、世界に供給されるというのは誇らしいことでもあります。がんばれシャープ。
同氏によると、サムスンなどのテレビメーカーはアップルが発売するテレビのデザインや機能をめぐる情報入手にしのぎを削っている。アップルはシャープの堺工場のラインを使用する予定で、アモルファスTFTと呼ばれる液晶パネルの応用型を製造し、「iTV(アイティーヴィー)」として2月に量産を開始する可能性が高い。
iPhoneにiPad、それにアップルTV。

アップルとの大きな取引で雇用が増えるといいですね。

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