ホーム  > 気になるニュース  > 経済・社会  > 自転車が走るのは車道-警察庁が徹底へ

2011 .10 .31

自転車が走るのは車道-警察庁が徹底へ

自転車の歩道走行には注意、摘発も…警察庁発表(YOMIURI ONLINE)
歩道を走る自転車の危険運転や歩行者との事故が目立つとして、警察庁は25日、自転車の利用者に車道走行を徹底指導すると発表した。
片手でケータイをいじりながら、あるいは横に並んだ集団走行、挙句に信号無視。あいかわらず(一部の)心ない自転車乗りが目につきますが、いよいよ警察が対策に乗り出してしまいました。しかも、かなりイケてない方向で。
歩道走行が即座に摘発されるわけではないが、警察官が呼び止めて指導する。また自転車通行が可能な全国の歩道を減らしていき、車道通行へと促すことも各都道府県警に指示した。
原則とはいえ、自転車は一律に車道を走行せよ、というのはいささか乱暴では・・・
2008年6月施行の改正道交法で、自転車で歩道を走ってもいいのは13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者、身体障害者と、道路が工事中などやむを得ない場合と規定した。これ以外は原則、車道の左側を走ることが義務付けられている。子どもを乗せた母親の自転車も車道走行が原則だ。
子どもや高齢者の年齢なんてどうやって確認するんだろう。
この例外を除き、各都道府県警は近く自転車の車道走行を促し始める。警察官が歩道走行を見つけても、これまで注意することは少なかったが、今後は呼び止めて注意する。速いスピードで歩道を走っている自転車については、再度発覚すれば摘発を検討する。
ひとまずは「警察官が呼び止めて指導する」のであって、すぐに検挙されるわけではないということですが、子どもを乗せたお母さんも車道を走れというのは厳しい。

歩行者の安全を図るのが目的なのに、これでは事故が増えてしまう予感がするけど・・・というか、車道を走行してるバイクやクルマが危険。車道の左端を走行してる原付はどうすればいいの?

心ない一部の行動が原因とはいえ、かなり強硬論に思えてならない。
もう少しソフトランディングになるよう、警察には再考して欲しいなぁ。

▼関連記事
「自転車は車道」とするのなら(日本経済新聞)
本来、自転車は道路交通法上の「軽車両」にあたり、車道の左端を走るのが原則だ。車が多いなどの理由で例外的に自転車の通行が認められている歩道でも、車道側を徐行する決まりになっている。

警察は街頭での指導や警告を通して、この「自転車は車道」「歩道では徐行」の徹底を図る。悪質な違反や、注意を聞かないような場合には摘発も辞さない構えだ。

幅3メートル未満の歩道、自転車通行原則ダメ 警察庁規制強化(MSN産経ニュース)
悪質で危険な交通違反については積極的に検挙するなど取り締まりも強化する。指導警告票(イエローカード)や交通切符(赤切符)の交付なども実施する。
▼参考リンク
良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進について(概要)(PDF:警察庁)
良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進について(通達)(PDF:警察庁)

« 愛読者カードの取り次ぎサービス「i読」 | ホーム | ディズニーランド&シーの待ち時間がチェックできるスマホページ »



この他のエントリー

アーカイブ