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2011 .10 .15

iPhone4Sの音声アシスタント「Siri」、2012年にも日本語に対応

アップル、Siri の FAQ を公開。日本語対応は2012年予定(Engadget Japanese)
すでに大勢の方がお楽しみかもしれませんが、アップルが iPhone 4S の目玉機能、音声エージェント Siri の FAQ を公開しています。内容は Siri ってなんなのさという話にはじまり、起動の方法について(ホームボタン長押し、あるいは iPhone 4S を耳に近付ける、ヘッドセットやリモコンの通話ボタンを長押しでもオーケー)、どのようなサービスと連携するのか、すぐに使いはじめられるうえ学習によりさらに賢くなること、必要であれば学習データの消去もできることなど。「自宅」や「勤務先」といった位置の概念、あるいは「お母さん」「夫」「お婆ちゃん」といった関係の概念を理解することもあらためて説明されています。
すごいな。家族の概念とかも理解できるコンピュータ。それが「ケータイ電話」で実現する時代がやってくるなんて…。ますます使ってみたくなってきたですよ。

Siri FAQ

» Siri - Frequently Asked Questions(Apple)

というわけでiPhone4S買っちゃう気分が高まってる今日この頃(でもジンクス的に初期ロットは避けたい…)。Siriは英語の勉強がてら遊んでみようかと思ってたところ、思いのほか早く、2012年には日本語に対応するようです。
残念ながら今のところ未対応の日本語について、来年2012年には利用できるようになるという見通しも示されています。広島弁に対応するかは不明。そのほか、来年に追加で対応する予定の言語は中国語、韓国語、イタリア語、スペイン語。対応済の英語(英・米・豪)、フランス語、ドイツ語とあわせれば、オクトリンガルということになります。対応・未対応はあくまで言語レベルの話であり、Siri 自体はどの国においても利用可能。とりあえず来年までは、発音の練習に取り組む良い機会かもしれません。
方言言い出すときりがないので標準語でお願いしますっ。

そういえば古典SFの時代から、コンピュータ音声って性別を感じさせないですよね。
日本語だとどんな風に聞こえるのかなあ。
Language Support and Availability

Siri works exclusively on iPhone 4S. Siri understands and can speak the following languages:
  • English (United States, United Kingdom, Australia)
  • French (France)
  • German (Germany)
In 2012, Siri will support additional languages, including Japanese, Chinese, Korean, Italian, and Spanish.
▼参考リンク
DARPA出資の学習型エージェント、iPhoneアプリに登場(Engadget Japanese)
年内にはこのエージェントを応用したSiriというiPhone用アプリが登場の予定。「近くで洒落たタイ料理の店を探してくれ」などと頼むだけで、オンラインレビューからそれらしいレストランを見つけてタクシーと一緒に予約をとってくれるそうです。アイデアとしては昔からあるものののなかなか実現せずにいた分野ですが、もしかすると今度こそ本当にエージェントの時代が来るのかもしれません。
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