ホーム  > 気になるニュース  > アメリカ東海岸でM5.8の地震-首都ワシントンも一時騒然

2011 .08 .24

アメリカ東海岸でM5.8の地震-首都ワシントンも一時騒然

米東部でM5.8の地震 原発2基緊急停止(asahi.com)
米東部時間23日午後1時51分(日本時間24日午前2時51分)ごろ、米東部バージニア州を震源とするマグニチュード(M)5.8の地震があった。米東部では67年ぶりとなる規模で、首都ワシントンを含む広い地域が大きく揺れた。震源に近い原子力発電所で原子炉2基が緊急停止するなど、計13カ所の原発で異常が感知された。
寝てる間に海の向こうでは大変なことが起きてましたね。ぼくらに馴染みのある尺度だと、震度3程度の揺れだったようです。

震度3クラスの余震がしょっちゅう起きてる日本からすると大したことない印象ですが、人生で初めて地震を経験した人ともなれば、そりゃあ怖かったでしょうね。

「世界の震源分布」を見ると、なるほど。アメリカ東海岸には震源が見当たらない。

» 地震が起きるところは決まっている(東大地震研 広報アウトリーチ室)

ワシントンやニューヨークの高層ビルなんてすごく揺れたでしょう。経験がないもの、そりゃあパニックにもなる。だって地面が揺れるなんて考えられないもの。
この地震で、震源から十数キロの距離にあるノースアンナ原発(加圧水型、計195万キロワット)の2基が緊急停止した。外部からの電力供給が途絶え、非常用ディーゼル発電機で原子炉を冷却している。
ともあれ、ひとまず原発に被害がなくてよかった。
アメリカの首都機能が麻痺したり原発に被害が出たらシャレにならないもの。

今回の怖い思いを糧に、耐震補強や避難訓練の拡充など進めて下さいませ。
日本のノウハウがお役に立てることと思いますです。

▼関連記事
米東海岸でM5.8の地震 原発停止、首都も騒然(CNN.co.jp)
震源地は首都ワシントンから約141キロ南西のバージニア州ミネラル付近で、震源の深さは約5.9キロ。米地質調査所(USGS)によると、東海岸で起きた地震としては1944年のM5.8の地震、1897年のM5.9の地震と並び過去最大級だという。続いてマグニチュード2.8と2.2の余震も発生した。
米東部でM5・8地震、ワシントンなど一時騒然(YOMIURI ONLINE)
震源の深さは約6キロ・メートル。AP通信によると、米東海岸での同程度の地震は、ニューヨークで1944年に発生して以来。揺れは、ワシントンやニューヨークなど米東部沿岸地域一帯で感じられ、ワシントンでは震度3程度の揺れだった。
米東海岸では地震がめったに発生しないことから、ワシントンでは議会議事堂や商業ビルから人々が一斉に屋外に退避し、一時は騒然となった。首都名所の一つであるワシントン大聖堂では尖塔(せんとう)の一部が崩落。ワシントン記念塔の先端付近でも亀裂が見つかり、米国立公園局は同塔の観光客への公開を無期限停止すると発表した。

« 豪華アーティストの競演「みんなのうたフェスティバル」オンエア! | ホーム | スティーブ・ジョブズ、アップルCEOを退任 »



この他のエントリー

アーカイブ