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2011 .08 .03

自衛隊の災害派遣部隊、宮城県から撤収

自衛隊の宮城被災地での活動終了、撤収式(YOMIURI ONLINE)
東日本大震災以降、宮城県内で行われてきた自衛隊の被災地での活動が7月末で終わり、1日、同県庁舎で撤収式が行われた。
遅くなってしまったけど、書かずにはいられない。ありがとうございましたっ!
震災発生以降、延べ170万人の陸自隊員を始め485万人が活動し、1万3420人を救助、6813人の遺体を収容。さらに、約680万食分の給食支援や約58万人に対する入浴支援のほか、がれき処理やハエ駆除を行った。
それにしても自衛隊がハエの駆除まで…。現地では深刻な問題だし、なにせ広範囲に及ぶので大人数が必要なことだけど、そんな訓練受けてないだろうに。

雪が舞う寒さの中で始まった捜索、大量のガレキと遺体、果ては原発対応。どれも過去に経験のない過酷な仕事だったでしょう。心を病む隊員も多くいたと聞きます。
自衛隊員っていったって同じ人間だものね(しかも、まだ福島が残ってる)。

地元も、支えてもらうばかりでは自分の足で立てなくなってしまう。

約5ヶ月に渡る支援に心から感謝して、これからは自分たちで進んで行こう。

最後にもう1回。ありがとうございました!

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宮城県の村井嘉浩知事は27日、被災地に災害派遣されている自衛隊の活動が月内で終了する見通しとなったとして、8月1日に撤収を要請することを明らかにした。被災3県では岩手県が26日に撤収を要請している。
3月11日以降、陸上自衛隊は県内で延べ170万人、海上、航空の両自衛隊は岩手、福島を含む3県で延べ315万人が活動した。これまでに陸自分だけで9053人を救出し、5735体の遺体を収容した。現在は気仙沼、石巻、東松島、女川の4市町での給食や入浴の支援のみとなっている。
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