Facebookは好きじゃない
Facebook、PR会社を雇った反Googleネガティブキャンペーンを認める(engadget日本版)どんなもんだろうと思ってFacebookもアカウントを作ってはいるけど、何が面白いのかいまいち分からない。個人的にそんな印象のFacebookにスキャンダル。
ユーザー情報の利用を巡って Google と対立してきた Facebook が、米国でPR企業を雇って密かに反 Google ネガティブキャンペーンを展開していたことを認めました。
USA TODAY 誌 や The Daily Beast ( Newsweek) が報じているのは、大手 PR会社 Burson-Marsteller が米国の主要な新聞や雑誌、Blog などに対して、Google の新機能 " Social Circles " は米国民のプライバシーに対する重大な侵害であるとして、Googleを批判する論説や記事の掲載を働きかけたこと。
ああこれはイケてない。こんなんネットの世の中では必ずバレるんだから。
Googleもイケてないことは何度も起こしてるんだけど、だからと言ってFacebookがしたことは許されるやり方じゃあない。倫理を欠く攻め方は自社の評判を落とすだけ。急速に大きくなり過ぎて企業モラルが追いついてないのかなぁ。
ユーザーが記入した情報はあくまでもユーザーのもの。ヒト同士の繋がりが面白いサービスを生むわけだけど、サービスプロバイダーはあくまでプラットフォームとしてだけ振舞っくれればいい。
Facebookには今回のスキャンダルを反省して襟を正して欲しいな。そしたら少しは好きになるかも。
そうそう。Facebook Connectは気を付けないと危ないと思うよ。
何抜かれてどう使われてるか分かったもんじゃない。
▼関連記事
・FacebookがGoogleの顔にこっそり泥を塗ろうとして自分の顔を汚す(TechCrunch Japan)
ついては「国内一流媒体への論説掲載の機会」を提供する、ターゲットにはワシントンポストを含む有力紙を考慮している、さらに下書きの執筆も手伝うと、まさに至れり尽くせりの条件で働きかけています。これは(いかに一流といえ)PR会社のやり方がマズいわけだけど、この流れでネガティブキャンペーンの依頼主がFacebookだと露呈した。
これに対して、Soghoian氏が即座に(送信時刻からすると3分で) 返信した内容はただ一行:
Who is paying for this? (not paying me, but paying you)
誰が金を出している? (私にではなく、あなたに支払っているのは)
Googleもイケてないことは何度も起こしてるんだけど、だからと言ってFacebookがしたことは許されるやり方じゃあない。倫理を欠く攻め方は自社の評判を落とすだけ。急速に大きくなり過ぎて企業モラルが追いついてないのかなぁ。
The Daily Beast の取材に答えて Facebook が BMを雇ったこと明らかにしたため、BMもクライアントがFacebookであったことを認めています。Facebook の回答によれば、正体を隠してPR会社によるキャンペーンを実行した理由は:Facebookが好きじゃない大きな理由は、実名云々よりかも必要以上に個人情報を収集して、しかもユーザーが記入した情報を自分たちの資産だと言ってはばからないところ。個人情報を基盤にするSNSは多かれ少なかれプライバシーについて同じ過ちを犯すけれど、Facebookも御多分に漏れず。
1. Google のサービスには実際にプライバシー上の問題がある (とFacebook は信じている) から。
2. Google が Facebook から得たデータを自社サービスに組み込んでいるのは不正であると考えるから。
ユーザーが記入した情報はあくまでもユーザーのもの。ヒト同士の繋がりが面白いサービスを生むわけだけど、サービスプロバイダーはあくまでプラットフォームとしてだけ振舞っくれればいい。
Facebookには今回のスキャンダルを反省して襟を正して欲しいな。そしたら少しは好きになるかも。
そうそう。Facebook Connectは気を付けないと危ないと思うよ。
何抜かれてどう使われてるか分かったもんじゃない。
▼関連記事
・FacebookがGoogleの顔にこっそり泥を塗ろうとして自分の顔を汚す(TechCrunch Japan)
フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
posted with amazlet at 11.05.15
デビッド・カークパトリック
日経BP社
売り上げランキング: 203
日経BP社
売り上げランキング: 203