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2011 .01 .16

テレビはインサイダーのためのメディア

彼らがあのツイートに怒った本当の理由(日経ビジネスオンライン)
記者が取材し、カメラマンが撮影し、リポーターが肉声を集めてくる限りにおいて、それらの情報源を通じて収集した情報は、ディレクターの裁量権に属し、プロデューサーの胸先三寸のうちにある。つまりテレビの中枢にある人々は、どの情報をオープンにし、どのデータを隠し、どのニュースのうちのどの部分を強調し、どのポイントを削除するかを、自由に選ぶことができる。と、その彼等のコントロール下にあるソースは、放送用のニュースとして好きな形に加工できるのみならず、「さじ加減」次第で、別の形で利用できる万能の商材になる。
記事の主題は、個人的にはどうでもいいあのツイートネタに関してなんだけど、メディアの構造を言い当ててると思ったので興味を惹いた。

こうしてまとめられるとすごく腑に落ちるし、この構造を踏まえるとメディアは大同小異で同じ図式が見える。免許で守られているテレビやラジオだけでなく、印刷インフラと流通網という参入障壁で守られている新聞社や出版社にも同じ構造が見える。

これらメディアの力の源泉は「編集権」と言い換えられるでしょうね。この編集権を行使する方向を端的に言い表したのが、タイトルに引用した「テレビはインサイダーのためのメディアだ。」という表現。
画面に出ている人間、番組を作っている面々、時間枠をスポンサードする企業、放送設備に出資して電波を配信することで利益を得ている人たち、そういう様々な立場の関係者が、共存共栄を図るべく、話題を探し、取材し、事件を追い、あるいはネグレクトし、黙殺することで、ウィン・ウィンのQシートを作り上げている。
ぼくらが目にする情報は、誰かの意図が反映された「編集済み」の情報(そう、このブログもね)。その背景に気づけるくらいの洞察は持っていたいですね。

垂れ流される操作された情報を鵜呑みにするような人間には、なりたくないから。

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