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2010 .12 .13

天気予報の「平年」が来年から変わる

来年から天気予報が変わる?(Excite Bit コネタ)
「明日朝の最低気温は、平年値に比べて8℃高い13℃の予想。4月下旬なみの暖かな朝となるでしょう」
天気予報でよく、こんなセリフを聞く。ところでこの「平年値」が、来年1月から変わることをご存知だろうか。
え? ご存知じゃないです。。。
今、天気予報で使われている「平年値」は、1971年から2000年までの平均。でも、温暖化などによって、「普通の12月」の姿も時代とともに変わってゆくもの。だから、平年値の方も、10年ごとに見直すことになっているのだ。
へー天気予報の「平年」て過去30年分なんですか。気温とか降水量とか、長いスパンで見ると平年(≒標準)のあり方も変わってきますね。
よく「異常な高温」とか言うけれど、異常かどうかは、平年値からのズレがひとつの目安になる。平年値が変わることによって、今年まで「異常」だったものが、来年から「異常」じゃなくなるかもしれません。
まさにそう。今年の夏みたいな異常値は平均値がブレる要因になるけど、異常値が頻出すると標準になってしまう。

記憶の中の感覚も大事にしておきたいですね。

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