バイクの新車、購入者の平均年齢は47.4歳
中高年がバイク下支え 新車購入7割が40代以上(東京新聞)残念ではあるけど、「かつての若者」しか食いついていないってことなんじゃないのかなあ。
バイクの新車販売の低迷が止まらない。日本自動車工業会(自工会)の国内需要予測によると、2010年は前年比6.5%減の40万4000台にとどまり、ついに電動アシスト自転車に抜かれる見通しだ。原因の一つは、排ガス規制への適合に伴う価格の上昇。かつては若者のあこがれだったバイク文化を、現在は中高年ライダーが支えている。
自工会の調査では、〇一年度の新車購入者に占める四十代以上の割合は44%だったが、〇九年度には71%に急上昇。一方で二十代以下は、35%から12%に低下し、平均年齢は四七・四歳と「高齢化」が進んでいる。
47.4歳てのは思ってた以上だね。アラフォーのおいらはあと10年も乗れれば御の字かなと思ってたけど、ちょっと元気をもらった感じ。走り方はともかく、バイクには乗り続けていたいな。
73年当時、Z2の販売価格は41万8,000円。大卒の初任給が8万円ちょい。現在の大卒初任給を22万円として、37年間で2.75倍の上昇。そのままZ2の価格に乗じてみると115万円くらいになる。現代のCB1100と変わらないよね。
レーシーなモデルがどんどん廃れ、スクーターが隆盛したように、価値観は時代と共に移り変わるもの。時代に沿った価値観を提示できなきゃダメなんでしょうね。
ネタフルさんからの孫引きエントリーでした。
▼参考リンク
・デラックス特集「【8ページ】基本設計の正しさを証明した初代Z。」(バイクブロス・マガジンズ)
・1974年[ザ・20世紀]
最大の理由はバイクの高額化。今年一~九月にホンダ製で一番売れた大型バイクは「CB1100」(九十九万七千五百円から)の三千六百六十三台で、「CB400シリーズ」(七十一万九千二百五十円から)の三千八十七台が続いた。メーカー側も「購入しているのは、四十歳以上の中高年が中心」(ホンダ広報部)と認める。ところでバイク人口の高齢化の原因を価格に求めてるけど、車両価格はZ2(ゼッツー)の頃からあまり変わってないよ。
73年当時、Z2の販売価格は41万8,000円。大卒の初任給が8万円ちょい。現在の大卒初任給を22万円として、37年間で2.75倍の上昇。そのままZ2の価格に乗じてみると115万円くらいになる。現代のCB1100と変わらないよね。
「若者が乗ってくれないと、バイク市場はますますじり貧になる」と関係者は危機感を募らせる。各メーカーは、低価格商品を投入するなど、若者を市場に呼び戻そうと懸命だ。可処分所得に対する相対的な価格は変わってないわけだから、低価格化で取り込めるユーザーは過去のユーザーと求める価値観が異なる人たちじゃないでしょうか。
レーシーなモデルがどんどん廃れ、スクーターが隆盛したように、価値観は時代と共に移り変わるもの。時代に沿った価値観を提示できなきゃダメなんでしょうね。
ネタフルさんからの孫引きエントリーでした。
▼参考リンク
・デラックス特集「【8ページ】基本設計の正しさを証明した初代Z。」(バイクブロス・マガジンズ)
・1974年[ザ・20世紀]
コメント (2)
私が思うのは、バイクはレーシーとスタンダードなもの
で良いと思います。
時代に合わせると廃れてしまいますから。
値段は安いくらいですよね。
300キロでて、サーキットタイムも無改造でたたき出せて
チタンやカーボンやマグネシュウムを
使っている車を探そうとすると、
3000万円必要です。
モーターサイクルの場合たかだか180万円で購入出来ます。
とにかく、
○コマーシャルをすること。
○価値観が車より有るのに価値が低い物に
成り下がっている事。
○モータースポーツ(車もそうですが)をもう少し地位を
あげる事。
○日本では、モータースポーツが追いやられて
どうでもいい存在に成りつつある事。
○モータースポーツの沸き立つ興奮は
危険=悪では無いはずなのに、
悪になっている事。
自転車の所でも書きましたが、
”正しい”を押しつけてくる時代ですので
エコカーみたいなものでないと
だめなんでしょうね。
2輪+エコ=電動チャリなのは考えのない国民ですよね。
投稿者: かたな | 2010年11月25日 11:14
日時: 2010年11月25日 11:14
スタンダードなものてのがよく分からないですが…。
値段もさることながら、売り方だけの観点ではダメなんだろうなと思います。
新車も中古車も買えるし、ちょっとした改造も受けてくれる(けどおかしな方向性には意見を言ってくれる)。一流品を提示してくれつつもおカネだけで解決するだけでなく、工夫して実現することも提示してくれる。どういっていいか分からないでいる疑問・質問にも耳を傾けて聞いてくれる。
そんなお店がどれだけありますかね。そうしたお店と出会えるか出会えないかでハマリ具合は変わってくるんじゃないでしょうか。メーカーがどんなに良い製品を作っても、ユーザーと接するのは販売店ですからね。
いくらCMや広告で商品認知を増やしたところで販売店でヤな思いをしたらユーザーは離れていきます。CMは否定しませんが、メーカーは販売店がやってきけるようなサポートをしていくべきじゃないですかね。別にキレイなカフェの併設とかは要らないんだけど。
エントリーで書いてた論点はモノに対してだったんですが、ハード(製品)よりもソフト(ユーザー対応)の方がまず大事じゃないかとコメント読んでて思いました。
ユーザーにおもねろってことじゃないですけど。
投稿者: takeshi | 2010年11月28日 23:55
日時: 2010年11月28日 23:55