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2010 .11 .21

「現金化商法」、トラブル増加中

カードで買い物・現金化商法、相談件数が急増(YOMIURI ONLINE)
改正貸金業法の完全施行から5か月がたち、クレジットカードのショッピング枠を使って現金を手にする「現金化商法」を巡るトラブルなどの相談が急増している。
つくづくよく考えるもんだなあと(良い悪いは別にして)感心しちゃうけど、借り手がいるからこそ色んな手口が出てくるわけですよね。
例えば、現金10万円が必要な場合、利用者は、業者が指定する「金券」をクレジットカードで12万5000円分購入、業者がそれを10万円で買い取り、その場で利用者に10万円を手渡す。これは「買い取り方式」だ。
10万円に対して12万5千円分の決済を立ててるわけだから、おかしいってことは分かりそうなもんだけど。
10万円を得た人には、1、2か月後、カード会社から12万5000円の請求が届く。差額の2万5000円が事実上の金利となり、その年利は最大約300%。出資法などで定める上限(15~20%)をはるかに上回ることになる。
とはいえ分かってないわけじゃないんでしょうね。
カラクリに気づかないで使ったならともかく、分かっていてなお使わざるを得ない人たちがいるのだから問題の根は深い。

少なくとも本来的におカネを借りなくてもいい人は引っかからないように気をつけましょう。世の中そんなにうまい話しはないものですから。

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