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2010 .07 .03

電池のプラス・マイナスの向きを問わない技術、Microsoftが開発

米Microsoft、電池の向きのトラブルを解消する「InstaLoad」発表(マイコミジャーナル)
米Microsoftは7月1日(現地時間)、電池室に電池を入れる際の向きのトラブルを解消する「InstaLoadテクノロジ」を発表した。プラス/ マイナスを気にすることなく、どちら向きにでも電池を入れられる。電池交換時の手間が軽減されるため、デジタルカメラや充電器など頻繁に電池を入れ換える機器、工事現場のような細かい作業をしにくい場所で使用する機器などでの採用が期待されている。
すごくいいと思うけど、なぜMicrosoft?

さておき。プラス・マイナスの向きを間違えて最悪、火災になったりするリスクを避けられるという意味では子供やお年寄り向けの家電に使われるといいな。
InstaLoadは、電池室側の端子がいずれもプラスとマイナスの両方の接点を備え、電池をはめ込むと、電池のプラス極がプラスの接点に、マイナス極がマイナスの接点に触れるようにデザインされている。電子回路で両極性を実現するソリューションのように電池の電力を浪費せず、コストもかからない。対応する電池サイズは、CR123、AA、AAA、C、Dなど。これらの電池で動作する既存の機器の多くが、電池室の接点を変更するだけでInstaLoadを導入できるという。
電池のサイズがアメリカ表記で書かれているけど、WikipediaによればCR123はデジカメなどに使われてるリチウム電池、AAは一般的な乾電池の単3形、AAAは単4形、Cは単2形、Dは単1形に相当する規格ということなので、読み替えるとどんな電化製品に使えるかイメージできますね。

まあ便利な反面、この技術が採用された製品と従来の製品が混在すると余計にトラブルが起きかねないのでハッキリと見分けが付くようにすることと、電池(電気)にはプラスとマイナスの極性があるってことを知らない子供が出てくるであろうというデメリットはあるけど。

プラスマイナスの表示がない電化製品はたぶん普及すると思うけど、そういう時代になったら理科の授業はちょっとめんどくさそう。。。

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