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2009 .09 .12

交機白バイ隊員、違反速度を偽装

速度10キロ増し記入、白バイ隊員がニセ違反切符(YOMIURI ONLINE)
警視庁は2日、第10方面交通機動隊白バイ隊員の巡査部長(38)を虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で東京地検に書類送検し、停職6か月とした。
これ、どうやって発覚したんだろ。絶対許せないわ。

当の巡査部長は同日付で辞職したそうだけど、辞めりゃいいってことじゃないし。ちゃんと違反も罰金も取り消したんだろうね?
巡査部長は制限速度が時速40キロの道路で取り締まりを実施。白バイの速度計測器は男性のバイクの速度を時速六十数キロと示したが、「もっと速かったはず」と思い、再度白バイを走らせて計測器の速度を時速七十数キロに変えたという。
制限速度40kmの道路で、最初に計測した速度が60数kmなら「20km以上25km未満」(違反点数2点)か「25km以上30km未満」(違反点数3点)で反則金、いわゆる「青キップ」だけど、70数kmとなると「30km以上50km未満」(違反点数6点)で罰金、いわゆる「赤キップ」になる。そして過去違反したことがない人でも30日の「一発免停」。

「赤キップ」=「罰金」=「重大な違反に課せられる刑事処分」。従って「前科者」になるわけです。犯罪者が一丁上がり、です。

「もっと速かったはず」って何だよ。計測機器を備えてる警察車両に対して、一般車両はログを取る用意なんてほとんどしていない。裁判ともなれば組織を挙げて検挙の正当性を主張してくる。警察の取り締まりに対して市民は圧倒的に不利なもの。思い込みで犯罪者にされるのは堪らない。

こういう事から分かるのは、法の執行者は犯罪者をいくらでも作り出せるってこと。
自分に後ろめたいことがなければ、戦うって気概を持っておくのも大事でしょうね。

▼参考リンク
交通違反の点数一覧表(警視庁)

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コメント (2)

katana:

何のための取り締まりかが
オマワリには分かっていないからですね。

自分の点数稼ぎのための
取りしまりとしか考えられません。

オマワリは、
やはり弱気をくじき、
強気をたすくですかね。


今の警察は、命令絶対、上意下達、成績(≠実力)至上主義な組織になっちゃってますからね。「正義」のために働いてる人もいるとは思うんですけど、「いい人」じゃやってけない環境なんじゃないかと。

組織の在り様が変わらないと現場も変わらないと思います。
室井さんみたいな人、いないんでしょうかね。


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