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2009 .07 .15

ナンバープレートカバー、省令により全面禁止へ

車のナンバーカバー全面禁止 見えにくくしたら罰金(asahi.com)
「見えにくい」との批判に応え、車のナンバープレートにかぶせる樹脂製のカバーを全面禁止することを、国土交通省が決めた。また大型トラックのナンバーを荷台の下に見えにくい状態で設置することも禁じる。いずれも従わない場合は罰金50万円以下の罰則。省令を改正し、今秋にも施行する。
また省令ですか。役所があたかも立法府のように振舞うことにもっと疑問を持った方がいいんじゃなかろうか。

まあ省令なので懲役は科せられないし、どう見ても故意にナンバー隠してるだろって使われ方も見かけるけど、手続きとしてどうかと思う。

日経BPネットの記事によればパブリックコメントを1ヶ月行うということだけど、穿った見方をすればポーズと取れなくもない。

» ナンバープレートカバー、全面禁止へ、国交省(日経BPネット)
道路運送車両法(道運法)施行規則を改正し、2009年中に施行する予定。これに先立ち同省は7月10日から1カ月間、Webサイトなどで一般からのパブリックコメント(意見公募)を行う。
薬事法改正でパブリックコメントと言いつつ楽天やケンコーコムといった民間企業と揉めに揉めたのは周知の通りですよね。

様々なステークホルダーが入り乱れる中で利害が一致しないところが出てくるのは当然。そこで落としどころを見つけていくのが議論だと思うけど、薬事の時はものすごく一方的な印象だった。もちろん役所側のね。

オバマが正しいかどうかはこれからの評価だろうけど、少なくとも合衆国政府公式サイトが掲げる「コミュニケーション、透明性、参加」というコンセプトはすごく共感できる。

» オバマ大統領誕生で政府公式サイトが刷新――ブログも登場(ITmedia News)
フィリップス氏は新しい政府公式サイトの優先事項として、コミュニケーション、透明性、参加の3つを掲げている。
日本の政府や役所、企業でこのコンセプトを真摯に実行できるところは、果たしてどれだけありますかねぇ。。。

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