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2009 .03 .04

ニコニコ動画、赤字が縮小傾向に転じる

ドワンゴ、1Q決算で営業利益が通期予想超え--ニコ動の成長に期待(CNET Japan)
携帯電話向けコンテンツ配信大手であるドワンゴの2009年9月期第1四半期(2008年10~12月)の連結営業利益は、4億9600万円(前年同期は 1億6300万円の赤字)と好調な滑り出しをみせ、早くも期初に予想した通期営業利益の4億2000万円(前期比3.65倍)を突破した。予想をはるかに上回る好業績の背景と今後の株価動向を探った。
ニコニコ動画個人的にハマりにハマッてるニコ動を擁するポータル事業の第1四半期は売上高が6億3,600万円で前年比プラス77.9%の増加とのこと。いまだ赤字なものの当初の想定よりも少ない幅に収まったそうです。

気に入って楽しんでるサービスなので赤字垂れ流してなくなって欲しくはないけど、広告がブリブリ表示されるのはジャマくさいので有料会員をベースにして収益基盤が強くなってもらえればと思います。
ニコニコ動画は、現在のところ他のサイトに比べてユーザーの獲得スピードが早いことに加え、1ユーザー当たりの滞在時間が極めて長いことから、ユーザー数の伸びとユーザー当たりの収益の成長が期待されており、これに伴う潜在的なメディア媒体価値を評価する市場環境が続けば、広告の増加にもつながり収益の向上に加速がつきそうだ。
まあ広告費がシュリンクしている現状で広告収入が増えているのは媒体として認められてきたということなのですばらしいんだけど、あんまり広告枠が増えるとユーザーとしてはジャマだしね…。
ニコニコ動画の広告売上高は第1四半期で2億5000万円を超え、広告主数、出稿数ともに伸びをみせた。広告主の業種で見ると、PC関連に加えて化粧品関連やファッション関連が増えている。
良くも悪くも化粧品やファッションなんてのが増えると「一般化」してきたって感じがありますねぇ。
一方、収益面においては、「ニコニコプレミアム会員」からの有料サービス収入、メディアとしての認知度向上やユーザー間におけるコミュニティ形成などを通じた広告収入や、eコマース収入に加え、2008年10月からより新しい収益手段として、ポイントシステムを利用したサービスもスタートしている。
eコマースってニコニコ市場のことなんですかね。掲載商品をユーザーが決めるってのはすごく面白いのでどれだけ収益に貢献するのか興味深いところです。まあ「一般化」とのバランスもあるでしょうけど。
サービスに差異がある有料会員とユニークなコンテンツを持ってるからこそのポイント制度も、これからどう展開していくか興味深いですね。

ニコ動は世界に打って出られるユニークなビジネスモデルだと思ってるので、今後の展開が楽しみです。

▼参考リンク
ニコニコ動画
株式会社ドワンゴ

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