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2009 .02 .13

他人の不幸は蜜の味

他人の不幸 科学的にも蜜の味だった(MSN産経ニュース)
他人の成功や長所を妬(ねた)んだり、他人の不幸を喜んだりする感情にかかわる脳内のメカニズムが、放射線医学総合研究所や東京医科歯科大、日本医科大、慶応大の共同研究でわかった。妬ましい人物に不幸が訪れると、報酬を受けたときの心地よさにかかわる脳の部位が働くという。
ヒトというのは罪深いものなんでしょうかね…。
放医研の高橋英彦主任研究員は「線条体はおいしいものを食べたときにも働くことが知られる。他人の不幸は文字通り“みつの味”のようだ」と話している。
「七つの大罪」のひとつに「嫉妬(エンヴィー)」がありますね。

ヒトとは、妬み、怒り、怠ける。そういう性質だと認めたうえで、よりよく生きていこうとするのが人間なのかも知れません。

なかなか難しいですけどね…。
七つの大罪 Seven Cardinal Sins
  • Pride(傲慢)
  • Envy(嫉妬)
  • Gluttony(暴食)
  • Lust(色欲)
  • Sloth(怠惰)
  • Greed(貪欲)
  • Wrath(憤怒)

▼関連記事
「他人の不幸喜ぶ」「ねたむ」脳の場所特定 放射線医研(asahi.com)

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コメント (2)

■放射線医研:他人の不幸は蜜の味 ねたみ感じる脳機能解明-犯罪予防などにも効果を発揮するか?
こんにちは。もう少し研究を進めて、ねたみの感情が強い人の落とし穴など解明されると良いと思います。ドイツには古いことわざで「人を呪わば穴二つ」というのがあります。脳科学では人を呪ったり、ねたんだりするという、負の感情は、自分自身への悪影響もかなりあるという研究結果がでていますが、このへんも目で見てはっきり認識できるようになれば素晴らしいと思います。このような脳科学のイノベーションは目を見張るものがあります。しかし、これらを犯罪防止に役立てるためには、それなりの手続き、準備が必要だと思います。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

まあ何でもかんでも解明されるまでもなく、子供のころから「イケナイコト」として教わってきたことというのは先人の経験がこめられた、正しい指針なのだと思います。

「ヒトを殺しちゃいけない」とか、時代が変わっても普遍な倫理観や道徳観はあるわけなので、現代人としてはそうした過去の教えを尊重して生きていくのがいいのだと思ってます。


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