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2009 .01 .20

エジプトの古代遺跡が塩害により崩壊の危機

スフィンクスもピンチ エジプトの遺跡、塩害で破壊進む(asahi.com)
エジプトの古代遺跡が崩壊の危機にさらされている。首都カイロ近郊にあるギザのスフィンクスは、胴体を分断するように大きな亀裂が走っていた。首から胸にかけて表面の岩がぼろぼろと崩れ、痛々しい。現地の研究者は「気候変動や人口増加によって、この10年で急激に悪化した塩害が原因だ」とみている。
もともと7、8千万年前は海底だった場所が隆起したのが現在のエジプト地方だからとのこと。塩分を含んだ石灰岩が多い地域なんだそうです。

エジプトというと乾燥した砂漠地帯ってイメージなので少し意外な感じですけど、人間が見てる範囲なんて地球の歴史からすればほんの一部分なんでしょうね。

形あるものはいつかはなくなるけど、スフィンクスやピラミッド、ルクソールの王家の谷といった遺跡群は4千年以上前から存在している偉大な遺産。
可能な限り後世に伝えていきたいですね。

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