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2009 .01 .14

トヨタの「部長特需」は自助努力か?

トヨタ 2200人“部長特需” 年度内自主購入決める(FujiSankei Business i)
トヨタ自動車の部長級約2200人が、3月末までに自主的に新車を購入することが13日明らかになった。役員も同様に新車購入の取り組みを始めており、新車販売が低迷するなかで、業績悪化を少しでも食い止めようという異例の試みだ。
広島県がマツダ車を購入するというのは財政難で控えていた老朽化した公用車のリプレイスが目的なので地元企業を援助する活動としては適切だと思うんですよ。でもトヨタの「部長特需」って適切な方策なんですかね?
幹部の多くはすでにトヨタ車を保有しているが、その場合も追加購入や買い替えによって販売増に協力する。
使用機会の増加を想定してないところにクルマが増えるわけだから追加購入したところで増えたクルマの出番はほとんどないでしょう。

もっとタチが悪いのが買い替え。使えなくなったわけでもないクルマを無理やり買い替えるわけだよね? それって莫大なゴミを排出するわけですよね。

トヨタが最大手ということで最も罪が重いと思ってるんだけど、結局「買い替え」ってゴミの排出を助長してるんですよね。そりゃ中古車市場もいくらか活発になってはきてるけど、世界的に見れば廃棄される車両はすごく多い。

修理するより買い換えた方が安いですよ、って「買い替え商法」を促してるもんだからよりスクラップが排出される。

環境問題はエネルギー資源ばかりがクローズアップされがちだけど、自動車産業は鉄やアルミ、鉛やプラスチック、オゾン、ゴムとか部材ゴミを大量に吐き出してその上に成り立っている産業ですよ。
この辺は自動車産業が大口スポンサーということもあってあまりテレビじゃ報道されないけど。

そんな巨大ゴミ製造産業が「部長特需」で自助努力って。
そんなの自助努力でも何でもないよ。

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