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2007 .12 .25

「白い恋人」連日完売

「白い恋人」が大売れ 売れ行き3倍、30分で品切れも(asahi.com)
食の「偽装」が相次ぐなか、一足早く販売を再開した北海道の土産菓子「白い恋人」が売れに売れている。22日で再開から1カ月を迎えるが、売れ行きは前年同期比の3倍。製造能力いっぱいの1日50万枚が連日完売し、開店30分で売り切れる店もあるほどだ。
売れてる理由として挙げられてるのが、「あの白い恋人」という話題性と「入手困難」のレア感、だそうです。

賞味期限偽装発覚前の商品認知とブランディングが強固だったからこそ、なんでしょうけど「いま、これを買って帰ったらウケる」という感想はいささか寂しい。
新千歳空港で購入した100人に尋ねたところ、半数が「話題性があるから」と答えた。「いま、これを買って帰ったらウケる」「よく買えたね、と喜んでもらえる」。忘年会の景品用に職場で頼まれた出張客も多いという。
ちゃんとおいしいんだから味や品質で評価してほしいな。

メーカーは信用を取り戻すために必死なのに。
現在の生産能力は1日約50万枚で、以前より5万~10万枚落ちている。外箱でなく個別包装の袋ごとに賞味期限を印字し、手間がかかるようになったためだという。生産ラインが詰まっているため、他の商品はまだ一切製造できていない。
正直、日本人のこういうミーハーな消費行動がキライ。むしろいま話題性で買ってるひとってふだんでも賞味期限とかあまり気にしてない人たちだと思うよ。そうじゃなきゃ「改めました」の報道だけですぐ買わないって。

だから騙されやすい。考えなしで信用しちゃう。回りもみんな買ってるから、なんて理由で信用しちゃう。自分で考えないから責任を他者に転嫁しがちになる。「私は騙された。信じてたのに」とか言って。

もちろんそうじゃなくて買ってるひともいると思うし記事の書き方、着眼点が一方向なところもあるんだけど、「ちゃんと考えてる?」ってのがすごく気になったニュースでした。

▼おいしいからぼくは買うけどね。
白い恋人 (石屋製菓) 24枚入 ホワイト


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