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2007 .12 .13

「船場吉兆」偽装は会社ぐるみ

「船場吉兆」偽装は会社ぐるみ(nikkansports.com)
高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)の牛肉産地や菓子、総菜の偽装表示問題で、同社は10日、会社の責任を認める改善報告書を農林水産省近畿農政局に提出した。これまで取引先業者や従業員に責任を押し付けてきたが、逆に料理人から偽装を指摘されながら無視するなど、不正が会社ぐるみだったことが分かった。
まあそんなもんでしょう。こういうのって何で火の粉が大きくなる前に認めないのかねぇ。
創業者の湯木貞一氏(故人)は料理人で初の文化功労者だった。その三女佐知子氏はうつむいたまま、マイクを額にすりつけた。「父に、ホンマに申し訳ない。父から『何てことをしてくれたんや』としかられる」と涙ぐんだ。
おやじに叱られることよりお客さんでしょ。まず出てくるのは。「父から叱られる」なんてセリフが口をついて出てくることがそもそもおかしい。

今年はとかく食品に関しての偽装がたくさん明るみになったけど、対応を見ててどれもイラッとする。自分や組織の保身ばかり。

発覚経路が内部告発ってのも多いんだけど、「おかしい」と思ってる人がいるのが救いかな。

「誰が正しいか、ではなく、何が正しいか」なんだ。

ぼくは食品業界のひとではないけれど、商売の基本はいっしょ。
商売はお客さんあってのことなんだから。

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