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2006 .10 .12

グーグル、ユーチューブを16億5000万ドルで買収

グーグル、ユーチューブを16億5000万ドルで買収(CNET Japan)
Googleが米国時間10月9日、ビデオ共有サイトYouTubeを16億5000万ドルで買収すると発表した。買収は株式交換によって行われる。
GoogleがYouTubeを買っちゃいましたね。1$=120円としておよそ1,980億円。株式交換なので実際にこの額の金銭が動くわけではないですが。しかし、巨額。

とはいえ、遅かれ早かれどこかが買ったでしょう。

多くの人たちが指摘してるようにYouTubeに対する月間2,000万人にもおよぶ膨大なユニークユーザーのほとんどは「視聴側」なわけで。そしてその視聴者たちを楽しませてるのは主に著作権を無視してアップロードされたコンテンツなわけで。

まぁ自分も昔のアニメとか見て楽しむこともあるので大きな声では言えないですけどね。

ネット広告の在り方を変え、広告収入から得られた潤沢な資金でGMail、Google Map、Google Earth、パーソナライズドページ、デスクトップ検索、Picasaなど驚くほど高機能かつ無料のツールを次々と送り出すGoogleと、昨年末から一気に話題とトラフィック(と物議)を集めたYouTube。提携であれ買収であれ、この2社が絡む話題であれば注目されない理由がないくらい。

比較の対象としては適切じゃないけど、個人的にはVistaもI.E7もかすむ。

Googleにしても莫大なトラフィックを集めるYouTubeを新しい、魅力的な広告配信の場と捉えてるんだろうけど、YouTubeで人気を集めてるのは個人がアップロードしたコンテンツじゃなくて違法にアップロードされた市販コンテンツなわけで。

この市販コンテンツを真正面から規制・除外したら毎日6万5,000本アップロードされてるというコンテンツのどれくらいが減ることになるんでしょうね。

ただ、そのトラフィックを価値としてユニバーサルやSony BMGミュージックがYouTubeと提携したということもあるので、YouTubeが動画販売チャンネルやメーカーのプロモーションメディアの側面を持ってくるのはそう遠くないことなんでしょうね。

そうすると、日本で言うと広告収入をベースにした無料コンテンツサイト「Gyao」に一般からの動画投稿機能を加えた形がイメージできます。こうしたモデルは存在していないので、コンテンツの属性的に共存できるとしたら新しく、しかも権利関係もクリアされてるメディアが生まれることになりますね。

しかも膨大なコンテンツもGoogleの検索機能を使って容易に探し出せる。

こうして勝手ながらに考えてみると、確かにビジネスモデルとして魅力もあるように感じますが、超えなきゃならないハードルもまた、高いですね。

今回のニュースで個人的に興味深かったのは、YouTubeは創業2年程度なのでともかくとして、もはや巨大企業となったGoogleがここまでスピーディに意思決定できる組織だということです。感心しました。

▼「A Message From Chad and Steve」

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